ネコ科動物の未来を拓く!

皆さんの注目と応援、楠田さんや岐阜大学の学生さん、動物関係者に届いています。
引き続き、ご支援よろしくもうしあげます。
 
「ネコ科動物の未来を拓く!動物園との繁殖研究・妊娠検査で保全に繋げる」クラウドファンディング
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チラシ
岐阜大学 ネコ科 レディーフォー」で検索してもヒットします。
このクラウドファンディング岐阜大学の動物繁殖学研究室の楠田哲士さんが立ち上げました。
 
発案者の楠田さん情報。
クラウドファンディングページに詳しく書かれていますが、楠田さんは動物園の飼育員になりたかった人です。
何度かその話をお聞きしたことがあり「こうやってさまざまな園や動物に関われることは巡り巡って大学で良かったんじゃないですか?」というような事を言っても、なんかいまいちな感じ。
「そーですね!!」ではなく、「……そーですねぇ……確かにそうかもしれないけど……」というような。
楠田さんのクラファンページを読むと、動物園水族館への思いは学生の頃から、卒業論文研究を通して、さまざまに伝わってきます。おそらく幼少期からだったのでしょう。
思いも寄せ、お世話にもなり、その思いが継続し、いまに至っているのです。
私は動物をモチーフに木版画を制作しています。動物以外をモチーフにしたことはありません。その思いは楠田さんと重なる点もあると思いました。
 
学生さんや、各関係者の応援メッセージも「…なるほど、そうか。そうなんか。」と思います。
楠田さんが卒業論文で取り組んだ研究が身を結び、今に繋がり、それを繋げようとしています。応援してください。
 
私の応援メッセージはまったくの「なんか場に馴染んでない新しい感じ」を醸していますが、私の画像の後ろにいるのは美術界のネコ科動物、ジャイアントトラやん。
先日まで中之島美術館で開催されていた長沢蘆雪展は何度も足を運びました。素晴らしかった。
「ネコ?ネコは作らないし、作れないよ…」と頭が爆発しそうな時「蘆雪に励ましてもらうんや!」と、私にとってかけがえようのない存在蘆雪に会いに行った。
やっぱり蘆雪は素晴らしかった。虎を見たことがなかったであろう蘆雪。鶴の描き方に執着を見せる蘆雪。亀がサイコーな蘆雪。花弁の表現。じーさん、子供の表現。目だけに色をつけている描き方。毛の描き方。
生き生きしてる、すべてが、凄い腕で生き生きさせてる。蘆雪の眼差しの凄さを感じます。
こ、これや!と思った表現もあったけけど、木版には違う表現が合っていた。
とにかく励まされた展示でした。個人蔵もたくさん出ていて、ジーンとしました。