久しぶりのお茶

あさからクジを引きに行きました。私の木版画の原点は大谷記念美術館の木版画教室だったのですが、そこから同好会のような集まりが生まれました。圓の会といって2年に一度展覧会をしています。それの場所取りに行ってきました。

圓の会の立ち上げメンバーは何人かいて、きょうは私も含めて4名集まってクジ引きに挑んだのであった。びっくりするような悪いクジを引いてしまって『わ〜、ごめんなさい。みんなごめん。もうすべては終わってしまった、がーーん』だったのだけれど、最終的には第一希望は無理だったけれど「のこり福」をゲットできました。

メンバー3人が「よかった、よかった、最高や!」と褒めちぎってくれて、はずれクジだったのに讃えあいました。なんて優しいんだ、ジーーーン。

そのあと久しぶりにお茶をしました。ここ何年かは随分不義理をしているので申し訳ない気持ちと、こうやってゆっくり話せることは嬉しかった。

私だけお昼すぎに退散して大阪へ。暖かくなる予報が出ていたのに風が強くて寒すぎた。薄着にしたことを大後悔。

ちなみに4名の内訳は私40代前半の女性。ほか3名は80代半ばの男性。この4人が親しげに「それはアカンやろ」「いや、私はこう思うけど」「あぁ、それもそーやなぁ〜」「こんな考えもあるんちゃいます?」「そうですねぇ」などワイワイしています。こうなるには(ジックリ思い出してみると)少し時間もかかったし、え〜〜!とビックリしたり、大笑いしすることも沢山。ずいぶん前に先生が「仲がよくないとこういうのって続くものじゃないですよ」と仰っていたことが思い出されます。

なかよきことはうつくしきかな。みんな元気でいてほしい。生物には等しく死があることや、年齢だけを取りたてて考えると、いつか私ひとりぼっちになるのは寂しいから、私より長生きしてほしいと真剣に思う。