ミスマッチを磨く

朝から外。さむい〜。風邪ひきが停滞しているので、お弁当は作らずきのう買っていたご飯を持って出かけました。

写真の子はオブジェとして作ったものです。面白かったので、もっと作ってみたい気持ち。誰も気づかないけれど*1、コウモリがモチーフ。

f:id:mucame_cobo:20171128110853j:plain

バタバタしているといろんなことが雑になるなぁ…と思いつつ、きょうは朝から私のしている不義理を感じました。「きっとわかってくれている」というのを言い訳に、不義理をしているのは重々承知しつつです。よくないと思います。もしかしたら、このブログを読んでくれていて「そんなん好きでやってんねんから、気にせんでええねんで」とか思ってくれてるんだろうか?と考えてしまう、こころ優しい友人のことです*2

不義理を考え出すと、いろいろ思い当たることが一杯。最近だと個展へ来てくださった方に「もっとちゃんとお話ししたかったな」と感じます。その後、お会いしても「会って嬉しくて話して、じゃまたね〜」と別れてから、個展に来てくれたことのお礼言い忘れた!と思い出したり。私は不義理を身に纏って生活しているんだと思います。自分が思う「ちゃんとした態度」をしたいと思うけど、それは自分自身とは微妙にズレてマッチしていないのかもしれません。そのミスマッチが不義理を正当化できるわけではないので、マッチを目指して!拭き拭き磨いてみたいです。

夜に帰宅して*3、大急ぎで夕飯の準備。ハンバーグのタネの中にチーズを入れて焼きました。美味しかった。個展のときに頂戴したお菓子も美味しくいただいています。ウルウル。一日中、外だったけれど少し時間に余裕ができたので、長々とブログを書くことにしました。

きのう、不意を衝かれるような出来事がありました。「しんどい」という言葉が相手に与える印象についてです。私にとって2017年は一言で「しんどい」1年でした。そして自分で思うよりもずっと「しんどい」と言っていたのじゃないかと思います。機会があれば、いつでも「しんどいよ〜」「しんどいねん」と連発していたはずです。ゆっくり会って話す用事を入れなかったので、機会自体は少なかったかもしれないけれど。

きのう「しんどいのは人の目を気にして、それに応えようとして必死で頑張っているからではないか」というようなことを指摘されて、びっくりしました!「えっ?」と思って、ジーッとその話を聞いて終わるほどに。ジーッと話を聞いてるのだから、おそらく同意したように見えたと思います。けれども、その時の沈黙はあまりに違う解釈をされて衝撃を受けて目の醒めるような出来事だったのです。

私にとって自身の状態に対して「しんどい」と言う時は、体がしんどい。体が疲れているとう意味です。それ以外の意味はないように、持たさないように使用して、それを自覚しています。たとえば気持ちが疲れている時は「つらい」と表現しています。心身ともに疲れているときは「しんどいしつらい」「からだもこころも、ぐったりしてる」などの言葉を選んでいます、非常に意図的に。

からだが感じる疲れ。こころが感じる疲れ。を、小さい頃から出来る範囲で、言葉で明確に分けて生活しようと工夫してきました。その言葉の分類や使い方は、自身が自身の状態を把握するための言葉。また、伝えたい相手*4に正確に状態を知ってもらうために工夫してきた言葉や説明でもあります。

それと並行して私が誰かにむかって「それは、しんどいね。しんどかったね」と言うときは、もっともっと言葉の意味が多用で幅広く、彩りにあふれた使い方をしています。自分自身に投げかける時と、誰かに向かって投げかかるときの「しんどい」の意味が違います。つまり自分に使う時は意味の幅をグッとギリギリまで縮めてシェイプアップいるのです。

じゃあ、誰かに「私が自分の事に対してしんどいと言うときは、からだが疲れている時です」と断って*5、「しんどいです」と言ったとして、相手はそのまま受け取ってくれるのかを考えると…それは相手の価値観や言葉に対する印象に委ねられるのでしょう。これを擦り合わせてゆくことは出来るのでしょうか。

きのうの出来事は面白かった。と同時に「いや、それ全然違うみたい!」と言いたかったんだ!

 

 

*1:気づかなくてもよいです。私も忘れるから。

*2:ちなみちゃん、ありがとう!ちなみちゃんという風には呼んだことないけど。

*3:途中で寄ったパン屋さんが、明後日で閉店してしまうと聞いてショック。本当にショックです。時間が経つにしたがって哀しい気持ちが込み上げてくるでしょう。

*4:病院の先生に対して

*5:きのうは「ここ10日ほど風邪を引いていて、なかなか治らない状態。しかもそんな時に仕事が立て込んで、さらには一番ひどいときに山場になる仕事が入ったので、しんどかった」と説明をしていたのだった!