向き不向き

本格的な摺りに入る前にハガキサイズのものを摺りました。数はあるけどサイズも小さいし、摺りも全然難しくない。にもかかわらず摺り終わると腰がイタタタ…肩も張ってます。
寒いと動きがよくないし、ストレッチやお風呂は念入りに。と注意はしているつもりだけど…身体が追いつかないです。今までもそうだったけれど摺りは私には大きな負担のようです……木版の中でなにが好きって摺りが一番好きなのだけど、好き嫌いと向き不向き*1って別問題。摺ることが好きで長く続けたいからこそ、どう身体を使ったり大切にするかは考えなくてはいけないなぁと、こういう時に思いますが、どうしても対処療法に偏りがちで難しいものです。
去年の春に起きられない状態になった時、担当して下さった先生に「こういう症状には筋肉をつけて弱い部分を支えるというのが一般的な意見だけど、むかめさんの場合は筋肉が付きにくい身体だから、筋肉をつける運動をしたらそれで身体を傷めると思う。別のやり方で頑張ってみましょう。」と言われて目からウロコでした。こんなところにも向き不向きが潜んでいたとは……。
それから今にいたるまで、わりあい腰や首が痛くなることは少なく、ちょっと調子どうかな?と思う時も、取り戻せるようになりました☆
筋肉の付きにくい私に合ったストレッチは、なんとたいへん私好みのグータラな感じなのでラッキーです。向いてて好きってのはサイコーですね☆

*1:向き不向きで考えたら私が木版をやること自体、不向きだと思っています。