「一昨年だったら、こうだったのにね」という会話をしました。言い出したのは話し相手です。はじめ何を言っているのかわからなくて、内心『おととし…ずいぶん前のことやな』と思って返答に窮しました。
一昨年と去年は違ったということです。そして今年も違うということも含んでいるでしょう。ずっと続くと思っていた毎日が続かなかった時があったのです。
考えれば考えるほど、それがどうであるのか、なんだかよくわからないです。とくに良いとか悪いとかがわかりません。けれど良し悪しについても話してみたいし、そういうことを通して納得したい人や自分がいることも事実です。ただ結局は良し悪しで考えることがナンセンスだと思ったり、どういう風に考えても納得しきれない場合が多くて、何度も何度も繰り返し逡巡するのかもしれません。
こういうことを考えるとき、わたし今まで生きてこられてよかったな。と思います。
カカオ。カカオには品種によって実の色が違うようです(実と表現するのが正しいか正しくないかすらわからないけれど)。光沢があってすべすべして、硬質な感じもすれば柔かい雰囲気もある。