絵の具

きょうは多めに摺りました。きのうの朝にハッとして「こんな風に摺って、絵作りをしたら。ハッ。」と思い、夜に絵作りをして、摺るための紙を出して目のつくところに置いて寝ました。
今朝、予定していた摺りをしたあとに余力も時間もあったのでワッセワッセと摺ったのでした。とても手強い紙を選んだので摺っている時には気づきませんが、1枚摺りおわるとからだがドッと疲れてへたりこむような有様です。どうにか予定していた枚数をこなすことができました。どれもいい摺りができたと思うし、なかには誰かが私の持つバレンに手を添えて摺ってくれたのではないかな…と感じるようなものができました。
片付けとストレッチをして、もっとからだを動かすため*1に図書館へ本の返却と貸し出しのため外へ。帰宅して遅いお昼をとりました。
あらためて摺ったものをみても「これは誰かが手を添えてくれたとしか思えない」気持ちがしました。これからの絵作りと展開がとてもとても難しいです。絵をいくつも考えたのに、いまのところどれもダメだと感じます。すぐに取りかかれないかもしれない。
用事を済ませて、夕方に本を読んでいたら疲れすぎて寝ていました。単純な疲労。これから摺りも彫りも佳境になってゆくので疲れが蓄積されないように気をつけないと。
写真は絵の具の元になるもの。親しくさせていただいている絵の具屋さんに見せていただきました。虫なんですよ。とてもとても高価で「買える日が来るように、がんばってお金貯めます!」と言っては笑われました。

*1:摺りのときに使っていなかった部分を動かすというか…。これが有効に働いていたらいいのだけれど。