雨の初日

個展一日目☆おわりました。雨の一日だったけれど、のんびり。そしてじっくりお話ができて充実していました。
「もしかしてオレがファースト?」と言いながら観賞してくださった☆一番乗り☆の男性。絵も音楽もとてもお好きなのだそうです。
私の作品をジーッと観て下さって「面白いねぇ。おれが一番好きなのはこれやなぁ。でも、こっちも面白い。あぁ昼休みが終わる…もっと観たいからまた来るわ」と去ってゆかれました。木版画なら摺りおわった版木を利用してテーブルにしたり、そういうことを考えたらもっと広がるんちゃうやろうか?この絵(その方が一番好きだと仰って下さった木版画作品)なんか、絶対に版木も面白いはずやん?これの机とかあったらエエやろうなぁ〜。版木も観たかったなぁ。と何度も仰ってくださって『なんて素敵な一番乗りさんなんだ!』でした。
版木の展示は考えたことがあって、それってどうなんだろう?と迷いつつ今にいたるわけだけど、面白がってくれる方がいるんだな!と後押しされた気分です。
その後も「僕はあなたの展示をまえにして、とってもドキドキ緊張してるねん。ぼくは絵を観るのが大好きで本当に沢山観てきたけど、こういうタイプの作品は僕の観てきた中にも、僕自身のストックの中にもなかったから…どう感想を言えばいいのかなぁ……」と口ごもりながら、とても観念的な言葉を使って(おそらく)褒めて応援してくださいました。経済の話。哲学の話。詩の話などたくさんしながら私の作品のことも言ってくださって、じーん。でした。ほかにも……と、ユニークなお話ができた一日でした。
幼稚園からの友達や、従兄弟とそのカレー友達*1。私が大っ好きな作家さんなど、びっくりするほどいいタイミングで入れ代わり立ち代わり来て下さって、ゆっくり話せるし、のんびりできるし。素敵な一日だったのでした。
そして大っ好きな作家さんには「模様替え*2」の手伝いまでしていただいたり。ごちゃごちゃすぎが、とてもスッキリして「ああああありがとうございますだ。」と感謝でした。
あれもこれも盛りだくさんすぎで暑苦しい展示なので、個展が終わるころには窒息しているかも…わたし。
入り口から雨が降っているのや、人や車が通る風景が見えて活気があって色んな気配がある天満橋を満喫したいと思います。

*1:私はカメ友達

*2:展示の一部を大幅にかえました