第5回 圓の会展

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第5回 圓の会展
場 所:西宮市北口ギャラリー
会 期:2014年12月16日(火)〜12月21日(日)
時 間:午前10時〜午後17時(最終日は16時まで)
小品2点の出品になります*1
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圓の会(えんのかい)のはじまりは2003年。西宮市大谷記念美術館で実施されていた木版画実技講座*2がきっかけでした。
私は2002年に大谷記念美術館主催の木版画教室に足を踏入れます。とびっきりフザケた生徒だったので☆いつも熱心に☆さぼっていたし、作らないし、行っても教室が終わる2、30分前ということも多く、そもそも通っていない年度の方がはるかに多く……「せんせーが持った生徒さん(大学生も含む)の中でダントツでアカン生徒やった自信がある。この先もぜったいに記録は破られない!!ぜったいに。」ということが唯一の自慢!と胸を張れます☆☆
そんな私でも?はじめの1年目は「道具や想像以上の木版画の目新しさ」に浮かれ、講座を続ける気満々だったのだけれど……2年目の講座は抽選で落選。「がーん!」と思っていた時、同じ教室だった方に『落選した人がほかにもいて、そんなことで木版画をやめたり人の繋がりがなくなるのは淋しいという話になりました。有志を募って同好会や親睦会のようなものを作る話が出ているのだけれど来ませんか?』というような連絡をもらいました。
行く行く〜☆と話合いに参加。「とにかく温かくて気楽な集まり。年間費も取らない。上下もない。ノルマも設けない。知恵を出合って、どうすれば楽しく続けられるやってみよう。」が今に繋がっています。
2003年4月はじめに同好会(親睦会)のようなものの話が出て、6月に誕生、しばらくして会の名前が決まったりしたようで、先生のお名前から一字頂きました。当時の私は27歳で長老は75歳くらいだったでしょうか。
今現在は活動場所は変わりましたが、以前は月に1度(出席したい人だけ)大谷記念美術館の和室に集まって、ペチャクチャ喋ったり、作品を見せ合ったり……私などは作品を作らないものだから、メンバーの作品や庭を眺めながらボケーッとしてばっかり。たのしかったですよ、ボケーッとするのは。盛上がりたい人は盛上がって、ひとりでボケーッとしたい人はしていても放っておいてくれるのが圓の会の持つ魅力だと(今でも)思っています。
2006年からは2年に1度展覧会を開催しています。細かいいきさつは忘れたけれど、せっかく木版画で繋がっているのだから発表の場を持とうという話になったのだと思います。私が鮮明に記憶しているのは「毎年の開催はしんどいからイヤ」「3年に1度になったら(その間に)死んじゃうかもしれないからイヤ」と言合っているのを聞いたこと☆真ん中をとって?2年に1度開催し、今回で5回目になります。
会の発足メンバーは15名。それが今では倍以上。10年以上の歳月のあいだにはサヨナラもあれば、悲しいことも嬉しいことも、大変なこともあったけれど、続いています。
お時間ありましたら、ぜひ遊びにいらしてください☆とてもとてもバラエティーに富んだ展覧会で愉しんでいただけること間違いなしです☆
私にとっては原点というか、家や家族のような存在。いつも甘え切っています。

*1:個展に出したものでーす。

*2:いまはもうありません。