石川県七尾美術館

能登島〜七尾へ。
きました☆石川県七尾美術館☆☆
2014 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展☆開催最終日に滑りこみ訪問☆☆今回の開催のためにお世話になっていた担当スタッフさんとも対面と挨拶を果たし感無量。学芸員さんとも色んな話ができて嬉しかった、ウルウル。
七尾美術館といえば長谷川等伯。その美術館さんがどうして絵本展を?大谷記念美術館さんの学芸員さんは素晴らしいですよね!のとじま水族館、オススメです*1☆今回の展示の感想などなど。グッズを並べてあるスペースも素敵で入選者の紹介文も凝っていて、こんなに素敵な美術館さんで展示ができたことに喜びを隠しきれません。
板橋区立美術館さん。西宮市立大谷記念美術館さん。石川県七尾美術館さん。それぞれに別々のグッズを置いていただいたのだけれど、今回は原画展に入選した版画作品2点を並べていただいたのです。展覧会場で気入って下さった方がおられたら、展示作品とは違うけれどもエディション(限定番号)がついた作品を所持していただき、額のない状態で触ってご覧になってほしいなぁ…そういうすべてが版画であり、版画の愉しみなのだから。という気持ちがありました*2
連れ帰ってくださったお客さまがおられたと聞いて、美術館のスタッフさんと「わぁ!うれし〜!」でした。どのような方だったのでしょう。いつかお会いできる機会に恵まれますように。もし、このブログをご覧になられていましたら、ぜひ額から出して手に取って、和紙の雰囲気、白のポテッとした感じ、墨の濃淡、キラが入った黄色など……独占めをしてお楽しみください。心から嬉しいです。
会期中には様々な方に楽しんでいただけたようです。七尾美術館さんは会期中無休。ワークショップも盛りだくさん。年々来場者さんが増えているということ。ミニ絵本を作るワークショップがあるそうですが、毎年参加され作った絵本を大切にされている小さな(そして年々大きくなる)お客さまもおられるとのこと。繋がってゆくのですね…毎年開催される絵本展の大きな特徴でだと感じます。
まだまだ書き足りないけれど、ぼちぼち時々書くとして。人や食べ物や風土、風景にめぐまれた遠出でした。またきっと足を運びたい場所がひとつもふたつも増え、縁に恵まれたら住みたいですねぇ…。
移動中のバスや電車。泊まった宿で聞いた海鳴りや雪の落ちる音を耳にしながら『等伯は極彩色から墨絵まで、画材も内容も色んな絵を描いたけれど…どうしてああいう絵が生まれたのか、なんとなくわかる気がする(気のせいかもだけどね)』と、たびたび思ったのでありました。
写真は七尾美術館さんまえにて☆新聞紙を抱えているのだけど、なぜか?能登島で泊まった宿の女将さんにいただいた大根を抱えておりまーす。夕食&朝食で「甘い、おいしー。うますぎる」とバクバク食べまくっていたら持たせてくださいました。「重いよ〜。大丈夫?だんだん重くなってくるよ?」と仰っていただいたけれど「抱えて帰ります!」☆☆わ〜い☆寒さであまーくなった大根。さいこー。

*1:地元の方に熱弁

*2:絵本展での販売がどう受止められるのかな?という気持ちもあったし、私のグッズは手ぬぐい等の「まぁ、一般的にはあんまないよね。」という内容のものばかりだったので、どうなるの?どうなるんだろ?美術館さんもご覧になるお客さまも愉しんでくだされば…という気持ちがおおいにあり。