しらない

写真は撮影会風景。お祭りの露店で購入してから撮影会しまくっています☆☆
きょうは「しらないって、おそろしいなぁ」と思いました。自分があること*1を知らないことは知っていたのだけれど、きょう「そうだったんだ……」と知ることができてドキドキしました。知らないからドキドキして何を話したらいいのかわからないこともあれば、知っているからドキドキして話せないこともあるけれど……知らないから平気でお声がけしたり、ベラベラ話すということもあると思うのです。おそろしいですね、あとからドキドキするような出来事に遭遇すると。
お昼前から摺りましたが、萎縮したものにしないようにノビノビとしないとなぁ…でした。珍しく絵の構図をかなり考えたのだけど、摺りだして紙に写ってゆくと「あんなに考えたんだけどなぁ…」でした。摺りはなんだか面白い感じだから、よけいに「………」って感じです。思ったより小さくまとまっているように感じられて、そこが「………」。これから摺っていかないと全体像が浮かび上がってこないけれど、彫るのに難航しそうです。
ベースで使用している和紙が底をつきそうで「わ、もうない」と思っていたら、頼んでいた和紙がそろそろ漉きあがるとの連絡が。できたてほやほやの和紙はあまり使いたくないけれど、ありがたい連絡でした。
何種類かの紙を時々で試しているけれど、私にはベースになる和紙があります(2種類)。自覚したことがなかったのだけど、ベースになるものがなくなると思うと、やっぱり不安なんだなぁ…と感じた出来事でした。いろんな人やモノに支えられて木版画を続けられているとも実感。

*1:凄い人。わかればビックリする人だとはわかっていたけど、誰だかハッキリしない。