通院先では問診だけではなく、いろいろしているので時間がかかります。カーテンで間仕切りのあるベットでジーッとして処置を受けている最中に、ほかの患者さんの話声を聞いていて、楽しみです。
時々は『なんだかトゲトゲしてる』と、思うような内容のものもあるのですが、だいたいは体の話も含めて楽しい内容。
きょうはお友達の高校の恩師、イニシャルで書くとI先生にそっくりな話し方のおじさんがいた。I先生は私が今までの人生でお会いしたことないタイプの人で、衝撃を受けた方なんだけれど、こんなご近所にもいたとは…もどき*1の人が。ある法則にのっとって一定の確率でI先生のような人が出現したら楽しいと思う。
結局その患者さんの話し声しか聞くことがなかったのだけど、風貌も似ていたらどうしよう…本人なわけないけど、本人だったらどうしよう(おもしろくて…)と思っていたら、時間はアッという間に過ぎるんです。
体が調子悪いのはなんだけど、通院ってそんなに悪いものじゃないのよねぇ…と、帰り道に考える。…いやいや待てよ…と、20代中頃の頃、通院を考えると憂鬱でどよーんとして治るものも治らないんじゃないか?と、思いながら通っていた時もあったことを思い出した。そのうち本当に具合が改善しないどころか、薬の副作用で違うところが悪くなったので行かなくなったけれど…。病院慣れはしているという自負があったから、大げさに書くと挫折感を味わったくらいイヤな思い出として残っているのでした。
今のところは楽しい。どよーんを大きく左右するのは、通院の内容ではなくて病院や患者さんの雰囲気だと思う。

*1:I先生が、その患者さんもどきと言ってもいいくらい似ている