落花糖、ごぞんじですか?ピーナッツに砂糖をからめたお菓子です。夏目漱石の書いたものには、南京豆がよく出てきますが、落花糖もお好きだったようです。私も大好き。お茶請けにちょっとだけ食すのがよいんでしょうけれど、一度食べたら「う〜あまい〜」と思いながらも、やめられない。
私はしょっちゅう「落花糖」と「西瓜糖」を間違えますけれど、これは本のイメージが強いから間違えるのでしょう。落花糖=夏目漱石。西瓜糖=西瓜糖の日々。
絵起しをしたけれど、先月から何度目かの『やってみなきゃあ、わかんないなぁ』でした。いいと思っていたのが、さほどでもなかったり、これはどうだろう?と思っていたのが、俄然よく見えたり。ここ最近、そういう事が多い。
感覚が鈍ったのか、転換期なのか、ほかに理由があるのか……いままでにほとんどなかった、この感覚。
新鮮といえば新鮮。不安といえば不安。いままでになかった感覚、はじめてのことというのは、たいていは不安寄りな気がします。暗闇にスッと手をいれるような…。揺らいでいます。
私の好奇心よ、目覚めよ。