サイドバーに、一定間隔でキラッと光る「エコワの森さん」と「ホビーズワールドさん」登場。ポチッとひとっとび遊びにいってらっしゃいませ。
ホビーズワールドさんは東京にあるデジスコ(デジタルスコープ)と野鳥観察グッズの専門店。報告書関連も充実しているワンダフルスポット。
昨年末から生態工房オリジナルグッズを委託販売させていただき、その中には(むかめ工房制作)「シギ・チドリシリーズ」もございます。
なのですが、ただいま品切れ中とのことで、お待ちいただいいる状況なのだそうです。そんな事態になっているとは露知らずでありましたが、12月からせっせせっせと毎日作っております。
一枚一枚手作業ですので、一日に出来る枚数がわずかです。どうぞどうぞ、待つのも楽しみのうち。と、思っていただけたらと願っております。
お待たせする楽しみ??に、制作裏話をいくつか。喜びから失敗談*1まで裏話ならいくらでもございます。
写真は「シギ3種盛り」という商品名がついた商品を、染める時に使用している型紙の一部。先日、飛ばしてしまった(そして見事生還した)アレです。
写真のものは、現在、実際の染めに使用している型紙なのですが、試作段階で何枚も作っています。今でも時間をみつけてはテスト的に作っています。3種類いるシギの中では、もっとも多く試作、型起しをしたのが写真のアオアシシギ
理由は簡単で「ここをこうしたら…」という刺激が大きいのです。ほかにも…むにゃむにゃ…時々彫るのを失敗したり…彫りすぎたり…また彫るのを失敗したり…ひとつ失敗すると振りだしに戻るのがスリル満点。でも、失敗にびびってたらいい彫りはできない。それが手作業のドキドキワクワクですものね。
アオアシシギにかぎらず、シギ3種盛りは型紙の彫りがかなり繊細(細かいの)で、絵の具ののせ方、刷毛の動かし方、力の入れ方でガラッと印象のかわる出来になるのも特徴です。それゆえに、型紙を使用していながら1点ものを制作している。って気持ちが、かなり強い商品です。
アオアシシギチュウシャクシギキアシシギ。で3種盛りなのですけれど、各シギで絵の具を軽くのせたり、圧を高くしたり、時々、ちょっと変則的な摺りをしてみたり。と、楽しく制作しています。
明日(あさってかも、しあさってかも…)は、鳥監修者さんの裏話。お楽しみに。

*1:話す方も聞く方も、断然裏話が楽しいですよね。