大判用の紙の端をカットしましたが、一枚ちょっとヤバイ感じです。切り過ぎ。あとで板を合わせるとギリギリセーフかな…って感じだったけど、よくないです。ため息。
紙のカットについては、学生の時から散々体に叩き込んでいる作業です。定規のあてかた、カッターの持ち方、引き方、力の入れ方、抜き方。目瞑ってもできるからね!くらいやっているハズ。(もちろんしっかり目はあけてますけどね)うぬぼれてやってしまった。と、いうよりは、疲れてやってしまった感じでした、今回は。疲れてるけどあと2枚で終わりだしやってしまおう…。ってのがいけなかった。ギリギリセーフを生かしましょう。
版画を摺る時、紙をほんのり湿らせてから摺ります。ほんのり湿らせるってどうするか?ほかの(摺らない)紙(私はボール紙使用。)に刷毛や霧吹きなどを使用して湿らせ、その湿らせたボール紙に摺る紙を挟み込み湿らせます。ようは間接的に湿らせるのです。おわかりになるでしょうか??
説明に困難を伴う面倒さ加減ですが、実際の作業もたいへん面倒です。紙のサイズが大きくなれば大きくなるほど…。カビないように、乾かしたり、やたら大きいボール紙を折らないように保管したり…、メンテナンスも面倒続きなのです。
はじめてこういう一連の作業もしたほうがいい。って知った時、私はどうしたか?もちろん湿らせないで摺りました。(小学校等で版画をされたことがある方なら、おわかりになると思いますが、湿らせないでも摺れますからね。)いまはどうか?よほど意図的ではないかぎり、湿らせます。こうなるまでには、紆余曲折あったんでしょうね。しみじみ。