稲荷さま

笠間稲荷神社の参道

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立派なのと、親しみがないまぜになったような、いい雰囲気の笠間稲荷。お狐さまがいっぱいいっぱいいるんだけれど、みんな居心地がよさそうでした。笠間のお狐さまはあま〜いお揚げが好きなのかもしれないし。

きょうは朝からドトーの仕事(書類書き等)をして、今後の打ち合わせをして、最近色々と理解力が悪く(それゆえに)結果的にミスになってしまっているので、過去のファイルをじっくりチェックして…わかったことは、むつかしいわ。一度経験したらちゃんと理解できることばかりだけれど、文字や説明では理解しづらいルールだったり内容だったりのようだと改めて認識しただけのような気もします。ちょっとの間、空回りややたら手間をかけた末に周囲に迷惑をかけることもあるだろうなぁと感じました*1

きょうは自転車を漕いでいると、涙が出てくるし、マスクの下では鼻水が止まらないし。目も鼻も「シャー」って感じです。目的地についたら、そこにいた方々に「どうしたん?体調めっちゃ悪そうやん?え?なにがあったん?」と驚かれた。「え〜〜、私がどうしてマスクをしてるかわかります〜〜?鼻水を隠すためですよ。もうすごいんです。マスクは埃や花粉の侵入を防いだり、自分の病気を撒き散らさないためにプラスして、止められない鼻水を隠すためにもあるんです〜〜。これでもかなりマシになったんです。けけけ」と、ワイワイワイワイ、アレルギー*2について盛り上がりまくったのでした。

 

*1:改めて考えてみて非常にモヤモヤすることもあった。

*2:私の場合はPM2.5

清宮さんと淋しさ

先日の8日、すべり込みギリギリセーフで茨城近代美術館で開催していた清宮質文さんの展示に行ってきました。

すっごくすっごく感激して、すごいものを観てしまった気持ち。もちろん清宮質文さんのことを知らないわけではないのだけれど…今回の展示を通して初めて清宮さんの心、それに寄り添った作品に触れた気持ちです。とくに40歳前後の作品には心揺さぶられました。

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作品の数も圧倒されるような数で、展示内容自体が感動的な内容でした。そして所々にある解説が素晴らしかったです。

淋しさについての展示でした。

とくに駒井哲郎さんとの友情には胸をつかれました。あぁ、そうなんだ。そうだったんだ。という気持ちと清宮さんの淋しさが私にも入ってくるような出来事。

7日に東京で再会した方*1のことを考えました。いつも私のことを気にかけてくださる人です。ずっとすっととてもお忙しくしされていて、7日は身動きがとれないほどの忙しさだったと思うのだけれど、いつもと変わらず話しかけてくださいました*2。その日の夜に東京から水戸へ向かうバスの中で、遠く遠くにポツポツとみえる灯りを眺めながら、その方のことを考えました。そして清宮さんの作品を眺めながら(やっぱり)その方のことを考えました。

その方と清宮さんの独特の雰囲気、もしかしたら淋しさのようなものが似ているのかもしれません。フッと、その方は生前の清宮さんのことも、駒井さんのことも、ご存知だったのかもしれないな。もしかしたらお二人の友情を見ていたのかもしれないな。と思いました。

 

*1:素晴らしい世界観の木版画作品を発表されておられます。

*2:私は「忙しいんだろうな」と思うと、話しかけることはできませんでした。それなのにわざわざ話しかけてくださったのでした。

東京での展示のこと

来年の今頃、東京で個展の機会に恵まれるかもです。きのう、エクアドル大使館に訪問する前に空間を見学&打ち合わせに行ってきました。

その空間は前回のオリンピックイヤーに建ったお家です。部屋のなかに春の柔らかい陽射しが入って、都会なのに木が茂って、気持ちのよい生活の匂いがして素敵だな…と思いました。

お話を伺っていると、変わりゆく東京の街を眺めてきたお家で「家に歴史あり」としみじみしてしまいました。下見をさせていただいているときにはハッキリとした具体的なイメージが掴みにくかったけれど、帰りの新幹線のなかで(あえて言葉にするなら)「私がお家に訪問する」ような展示をしたいなぁ…と漠然と思いました。

そう思い出すと、次々「あ〜したら、面白いかも。こ〜したら、いいかも」と妄想が湧いてきて、こーいうことが大好きなカメ友にすぐに知らせました。

案の定、彼女は「それ、面白い!」と好反応。彼女にいろいろ助けてもらいながら、1年間妄想を膨らませ、形にしてゆきたいと思います。

東京での初個展がユニークな内容になりそうで嬉しい。ギャラリーオーナーさんや沢山の人とワクワクできることが嬉しい。

オーナーさんとの出会いは、ひょんなことからでした。正直に書くとビックリしたと言ってもよいです。きっと私のことを快く思っておられないんだろうなぁ、あまりに私が失礼な態度だから*1……と感じていた方が引き合わせてくださいました。しかもたくさん心遣いをしていただいて、ご厚意に甘えるばかりだった。せっかくいただいたご縁を、いい展示にして喜んでいただきたいです。

なんて、いろいろ思ってます⭐️

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*1:私はその方の作品は好きなのだけれど