エクアドル大使館訪問

 

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東京にあるエクアドル大使館に訪問し、エクアドル大使にお会いしてきました🇪🇨 きっかけは私がBIZEN中南米美術館所蔵の動物象形土偶をモチーフに、作品3点を制作したことが、はじまりです。

 

その作品がご縁で色んなことに繋がり、日・エクアドル外交関係樹立100周年行事の一環として、今年いっぱいをかけ(すべての完成は来年春頃になりそうです)動物象形土偶をモチーフに版画作品10点を制作させていただくことになりました。

 

その第一弾完成のご報告に、BIZEN中南米美術館館長とともに訪問。わたし日本語、大使スペイン語、館長スペイン語(ペラペラ)での会話、秘書の方両方…ドキドキでした。

 

はじめはドキドキしてなかなか話せなかったけれど、私が「今回の2点は和紙と洋紙を使い分けて制作しています。木版画作品は何度も何度も重ねるように絵を作ってゆきます」などを話したことをきっかけに、「エクアドルにもとても面白い作家がいるんですよ。興味を持つんじゃないかな?いまちょうど日本に来ているんです!」と大使から図録を見せていただき、その作家さん(ミゲル・ベタンクールさんといいます)の取組み方に驚き、私のやりたいこととリンクをして、すっごく盛り上がりました。現エクアドル大使はアートがお好きのようです!

 

その流れで搬入展示中のベタンクールさんともお会いすることに!大使や秘書の方、スタッフのみなさんの取り計らいで、エクアドルの作家さんと交流までできました。

ベタンクールさんの作品は和紙を使ったものもあり「あ、これは日本の紙ですよね?」「こっちはフランスの紙なんですよ」「ここに刻印が入ってますね」などなどキャッキャなりました~(嬉)

ベタンクールさんの展示「夢幻のエクアドル」は白金高輪駅内のコミュニティーぷらざにて4/11~4/25まで開催しています。

 

みんないい人すぎる、私は人に恵まれている人生すぎる。

エクアドルの調理用バナナは美味しすぎる!

 

好きなことをずっとずっと好きでいると、考えてもみなかったことに繋がるみたい。

 

私は「作りたいなぁ!こんなのあったらいいなぁ」と思うものを作ってみて「今回は、いいのができて嬉しいな。今回は全然だめ~」と、ひとりで納得して満足することが、とても幸せです。いまもその部分が変わっていないように思います。発表の場がなかったとしても、いままで通り道を歩きながら「あ、そーだ!いいこと思いついた」と作っては一人で眺めて色々考えていそうです。

けれど、身の回りで色んなことがおこって「こんなこともあるんだなぁ」と思う毎日です。一番はじめに発表の後押しというか、無理やり発表の場に立たせてくれたのは45歳ほど年上の木版画友達でした。

発表することで誰かや何かとの出会いは、一人では得られない最も大きな事柄に感じます。

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ふ~、これを書いている最中の私は、とんでもないことになってます。

東京~茨城~東京の移動中、どんどん顔周辺の状態が悪くなり(まだらに赤いし浮腫むし喉も痛いし鼻もグズグズ)、こりゃイカン!だったのだけれど、やっぱりイカンです。

私はPM2.5のアレルギーみたいで、いつも顔の赤みと腫れが強くでるんだけれど(全体的に浮腫んで目が開けられません・)、今年は喉と鼻にもきたー。

 

 

 

笠間のともだち

笠間ではお友達の伊藤遠平さんのお家に遊びに行き、もうめちゃくちゃ感激しました。伊藤さん一家(みんな作る人なんです)、今年の夏に新潟のアートフェアに参加されるとのこと。ワークショップあり、レジデンス制作あり、楽しみです。

2018.mizu-tsuchi.jp

 

伊藤さんやパートナーの美穂さんの制作への取組みにハッとしたり、ジーンとしたり、刺激をうけました。伊藤さんとはボローニャ絵本原画展で出会いました。同じ年の入選作家同士。西宮で開催された伊藤さんの個展にガーーーン!と感動して、いまも仲良くしていただいています。

www.ito-atelier.com

今回、伊藤さんのアトリエやお話しをゆっくりして「日本にこういう生き方をしている人、家族がいるんだ。」と衝撃を受け、幸せな気持ちになり、心から尊敬しました。憧れます。そんな伊藤さんと絵や作ることの話ができることの幸せ。

しかも日動美術館へ足を運んでくださったそうで「とってもよかった。本当によい作品でした」と感想を言ってくださって、思わず「え?本当に?どこが?本当に?本当に?嬉しい」と(心は)ぴょんぴょん跳ねまくっていました。ウルウル。伊藤さんの感想を思い出すたびにウルウルして励まされることでしょう、私は。

笠間はお蕎麦屋さんといなり寿司屋さんがすごく多くて、いなり寿司の中身がお蕎麦というダブルな食べ物が。そばのおいなりさん、超美味しかったです(名産のまいたけが入っている)。つくって3時間くらい経ったことが味が馴染んで美味しいんですって。家でも作ろうと思う。
つぎは栗の季節に来たい、笠間(栗の産地です〜)

 

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伊藤ご夫妻につれていっていただいた、パン屋さんのランチ。美味しすぎて幸せでした。

Eテレ⭐️日曜美術館

笠間の日動美術館へ「古代文明への旅ーアステカ、マヤ、インカまでの道のり」展に、ご挨拶をかねて行ってきました~。 この企画内容は15日のEテレ日曜美術館のアートシーンでご紹介されるとのことです!

素晴らしい展示の数々に感激~。BIZEN中南米美術館館長のトークショーに参加し、中南米文化のレクチャーを受けました。非常に多民族多文化のあった地域で、遺跡はまだまだ発掘調査中。
マヤ文字の在り方がとても面白いと感じました。

今回の素晴らしい展示のなかに、私の木版画作品を3点展示していただいております。感無量~。 私のお隣におられるのが、BIZEN中南米美術館の森下館長です(´∀`*) 



エクアドル外交関係樹立 100 周年 「古代文明への旅 ― アステカ、マヤ、インカまでの道のり ―Ancient Civilizations of the Americas

kasamanichidomuseum.wixsite.com


会  期: 2018 年 3 月 17 日 ( 土 ) ~ 5 月 20 日 ( 日 )
会  場:笠間日動美術館
企画展示館(茨城県笠間市笠間 978-4)
開館時間:午前 9 時 30 分より午後 5 時(入館受付は午後 4 時 30 分まで)
休館日 :毎週月曜日(但し 4 月 30 日は開館、 5 月 1 日は休館)
入館料 :大人 1,000 円、 65 歳以上 800 円、大学・高校生 700 円、中学以下無料春風萬里荘北大路魯山人旧居)との共通券 : 大人 1,400 円、 65 歳以上 1,100 円、大学・高校生 900 円、中学以下無料
割  引: 20 名以上の団体は各 200 円割引、障害者手帳をお持ちの方、その同伴者1名は描く半額割引
主  催:公益財団法人日動美術財団 笠間日動美術館
特別協力: BIZEN 中南米美術館
協  力:クントゥル・ワシ調査団 / 東京大学総合研究博物館
監  修:大貫良夫(東京大学名誉教授)、鶴見英成(東京大学総合研究博物館助教
後  援:エクアドル大使館 / 茨城県 / 茨城県教育委員会 / 笠間市 / 笠間市教育委員会 /NHK 水戸放送局 / 茨城放送 / 朝日新聞水戸総局 / 茨城新聞社 / 産経新聞水戸支局 / 東京新聞水戸支局 / 毎日新聞水戸支局 / 読売新聞水戸支局

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我が愛しのペカちゃん(みんなの人気者)