外用事を済ませ、夕方から摺りました。とても珍しいことです。私にとって摺りは、朝からやるもの。遅くても夕方には終えていたい作業です。もちろん夜も摺るときはありますが、そういう時は朝から摺っています。
きょうは夕方まで外用事だったので番外編のような気分。摺りの内容も新しいものです。バーっと思うままに摺って、さくさくと片付けて再びいづこへ。
ものすごく薄い和紙*1に摺っているのですが、いろいろ試している最中にハッとするような気づきがありました。和紙といっても１枚１枚の個性が強いものではなく、かなり安定しています。そうだったとしても、やり方を変えるとこんなに違うものなんだなぁと感じてジーンとしました。きっとどんな紙でもそうでしょう。
*1:手をかざすと透けてみえます。
