14歳

ジローに会ってきました*1。14歳と数ヶ月……なんて元気なんだ。写真を撮りたいのにいつもブレてしまいます。ちょっとピンぼけどころか、だいぶピンぼけ。耳が少し遠くなったようだけれど、食欲もあってお散歩もして元気であることを知って、嬉しい。
銀ちゃん*2も晩年は耳が遠くなったことを思い出しました。銀ちゃんは雷の音にとても、尋常じゃないほどに怯えました。耳が遠くなった時、雷の音に気づかない銀ちゃんを見て『あぁ、耳が遠くなることは素敵だなぁ。銀ちゃんにとっては。』としみじみと感じたものです。恐ろしくて仕方なかった存在がひとつ消え、平穏が訪れたのですから。
けれどもジローはご飯(カリカリ)をお皿に入れる音に気づかなかったとか。それは嬉しいことなのでしょうか。音もなく目の前にカリカリが出て来て「わわわ!!ごはんだぁ!!」と喜びが倍増していたら、嬉しいんじゃないかな。
いてくれるだけで周囲が幸せになる、ジロー。と書きつつ『うちの犬の銀ちゃんは「ちゃん」づけなのに、ジローは呼捨てなんだよなぁ…』と毎度思うわたし。

*1:凹版も刷ったけれど。

*2:我が家のわんさん。享年19歳