3日目

写真は地下鉄谷町線天満橋駅でみつけた百葉箱。駅のホームにあります!
個展3日目。きょうも動物話、カメを重点的に盛上がりました☆微生物話で盛上がったり…展示作品のモチーフになっていない生物の話にも及び『ここは生態学会の会場では?』と錯覚を起こしたくなりました。
もちろん版画の話でも大盛上りで、きょうは水性木版以外にも木版の凹版話に華が咲いてたのしかった。
木版の凹版技法は油性インクを仕様し、銅版画のような作り方をするのが特徴です。木版の油性凸版はローラーでインクをのせて刷るのだけれど、凹版は本当に銅版画のようにせっせと凹部分にインクを詰めそれを拭い取って……と進めてゆくのですが*1、きょうは銅版画をされている人とその話で物凄く盛上がりました。銅版画をされている方にぜひイロイロやってほしいんだけどなぁ〜木版の凹版で。
それにしても今回はいろんな感想を言っていただきます。前回以上にバラエティーに富んでいます。なんせ賑やかいっぱい詰込んでいるので…バラけるのかも。
通りに面していて会場が外からよく見えるので、まず外からご覧になって入ってこられない方もいれば、入ってじっくりみて下さる方もいて。とてもそれが面白いです。自分の内面にひっかかるというのは、こういうことなのかも☆と、ウィンドウ越しのみなさんの「その瞬間」を目撃?するようです。
そしてそして、たまたまご覧になってくださる方が多くて、私のワタワタでお話できない方もおられるのだけれど…芳名帳に「カメがすきになりそうです」とか、カタツムリの絵を描いてくださっていたりして、お話できなくて申しわけない気持ちと、お話したかった気持ちと、嬉しい気持ちがごっちゃになったり。
刺激をいただいています。
「会期中に個展会場でなにか作業でもしてみようかな(ご覧になる方も楽しいかも)」なんて考えてもみたのですけれど、嬉しい意味でとてもそれどころじゃなーい。わたし無謀すぎる〜。
そして不思議なことにフッとお客さまの足が途切れることがあって、そういう時は「なかなかユックリ話せないし、そもそも会えないんだけど、話したいなぁ」と思っていた友達が来ている時なのです。

*1:言葉で書いてもわからないですよね……