食べてばっかり

写真は母方の祖父母宅☆応接間にある壁の一部。タイルなんですよ。素敵でしょう。近くお別れのときが来ます。いままでありがとう。小さい頃から、記憶にある頃から、なんとなくとても好きな壁でした。
午前中に彫って、昼前から摺りだして、遅いお昼を食べているときに母から電話。用事のため祖父母宅へ。2人で真剣にいろんなお着物や帯を見ました。たとう紙を開いて、感想を述べて、たとう紙を閉じて。つぎのを開いて。行ったころは外も明るかったのに、帰るころには真っ暗。あれあれ、ぜんぜん気付かへんかった……延々とお着物の話しかしてなかったなぁ…でした。
なんでもそうなのでしょうけど、真剣にモノを見ると充実感と共にドッと疲れます。「疲れたし、どっかでご飯食べて帰ろうか…」と言い合ったのはいいものの、まだまだご飯の時間じゃない。ということで、お茶をして、ブラブラ買い物をして、お正月のお節の話をして、ご飯を食べて…「食べるって元気がでるよね!」と食べまくりました。私などは遅いお昼ご飯から食べ通し。遅いお昼いらなかったくらい。
そろそろ次の版画の下絵を版木にトレースしようかと思い始めています。勘も戻りつつあり、調子が出てきました。調子が出てくる=手際が良くなってきた。ということです。大きいサイズは一旦休憩してしまうと、勘所が掴みづらいということが(今取組んでいるものを通して)わかりました。すくなくとも4ヶ月も空けてはダメ。『作れない時期が長い分、作りたい気持ちがウズウズしてるから、いいのが出来るんじゃないかな。』とチラッと思った時もあったけど、その気持ちの前の問題で、手際が悪くなったらねぇ…できてあたりまえのものができないって話ですもの。
もっとコンスタントに作るということを意識したほうがよいです。(いましめ)