迷走中

写真は版木。ピカピカ濡れています。摺るまえに版木を湿らせているのでした。
ただいま(一枚の版画)絶賛迷走中〜〜。こんなに迷走するとは思ってもいなかったので、困ってます。もうそもそもの下絵が悪いんだ。という結論に至っているのだけど、彫りも悪ければ摺りも悪いです。なんていうか「こりゃいかにも迷いの海にどっぷり浸ってますな」と見たとたんにわかるというか。
もし私が鑑賞者の立場だったら、「いや〜やみくもだねぇ。」と、笑いながら見ていることでしょう。こんなこともあるさ……と思いながら、仕上がりまで迷いの海を泳ぎ切ります。岸辺があるかわからないけど。
夕方から久々に庭に出て草抜きをしました。顔ばかり蚊に刺されて、ひとりでムキャムキャ言いながら草抜きしました。いろんな虫が活発に動いていました。まえに草抜きをした時は小指よりも小さいカナヘビを見かけたけれど、きょうは昆虫ばかり。
今年もユズは鈴なりになりつつあり、ブルーベリーはもう少しで収穫です。サルスベリはそろそろ花を咲かせるかな…季節がゆっくりめに巡ってくる我が家の庭なのでした。見るのを忘れたけどミョウガもそろそろじゃないかとおもいます。

ぎンちゃン


このまえ用事のながれで甥っ子と遭遇したのですが、銀ちゃんを描いていました。
「ぎんちゃん」と書きたかったようなのだけど「ちゃ」が書けない(「ち」と「ゃ」の組合せだと思い出せない)ようで、ジーッと考えたすえに「ばーちゃん(私のかーちゃん)『おちゃの「ちゃ」かいて』と言っていました。銀ちゃんの「ちゃ」ではなく、お茶の「ちゃ」と捻りを利かせているのに(内心)感心していた私です。
なのに、ばーちゃんは「どーして「ちゃ」を書いてほしいんかな?」と不思議そうに聞いていました。甥っ子が銀ちゃんらしき絵を描いていて「ぎン」まで書いているのだから、それを見ればおのずと理由はわかるだろう…と(これも内心)思ってしまいました。
またまた心の中で『わかっているけど、あえて聞いているんだろうか…そんなふうには見えないけど』と思っていたら、やっぱりなにも気付かずズーッと「ちゃ」の理由を聞くばーちゃん。甥っ子がしょんぼりしだしたので「文字でも銀ちゃんを表現したいのである」というようなことを伝えると、ようやくわかったようです。ばーちゃんみたいな反応が子どもを育てるのかもしれませんね。
あ〜よかった「ぎン茶ン」にならなくて★★
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