徒歩と自転車

からだのお稽古。きょうはいい感じで動けたような気がします。ものすごく怠け者で、気を抜けばお腹の力は抜くし、お腹どころか全身脱力してしまうからだと意識を持っています。モチロンからだのお稽古の時だってラクできるものならラクしたい。たとえば「しんどそーにやっていると演じてラクしてみる」とか、そーいうことをいつも考えています。その点はマメだし力入ってる。

けれど出来ないです。やることに必死で、からだのポジションとか使っている部位を意識していたら、そこまで頭まわらない。新しい動きなんかが加わると「ふんぬー」です。けれどずっとまえに「しんどそうな顔をしてても頑張れないです。むしろいらないところに力が入ってよくない」というようなことを指摘され、またある時は「私は汗かきじゃないけど、これだけ動いてたら汗くらいかいてもいいんじゃないかと思う」とブツブツ言っていると「汗だくになることが動いているってことじゃないです。場合によったらやっている気になっているだけで効果なしって場合もある」というような事をお話してくださったことがありました。

いろんなポイントはあるけれど、私にとっては「必死にブサイクな顔になってやってもいい動きが出来るわけじゃない」「汗だくになっても効果があるわけではない」の2点はとても印象深いことでした。

ようは「やってる気分だけじゃイカンですよ」ということに着地すると思います。すごく理解できるし、また常に注意したほうがいいことだと感じます。

きょうは思ったよりも肩の状態もよいと言われました。嬉しい。大きいのを彫りはじめることを考えると明るい気持ちになります。

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買出しと用事を済ませ、一旦帰宅。いくつかの仕事をして大慌てでお昼をたべて自転車キコキコ*1

からだには自信がないけど体力がないとやってられんな!と思います。からだは完璧に夏モードで眠いしガッツリしたものも食べたくない。ガッツリしていなくていいから、しっかり食べないとと思います。寝ることは言われなくても大丈夫。横になることはすなわち寝ることなり。

写真はひさびさのかぼちゃプリンカンボジア風)。中身のプリンはカンボジア風でもなんでもなくて、小豆とアーモンドミルク。黒蜜をかけていただきます。

*1:自転車とキコキコの組合わせは、ねじめ正一さんの詩を思い出すなぁ。

Son del Banano

きのうの午後にペッカリー の版画2点(新作)を送りました。兵庫も含めて西日本の地域は配送・受取のできない。受け付けていただけたとしても、遅延という状況です。営業所の方もとても大変です。出すまでどの地域に出すか検討や相談をし、営業所でも色々とお話を伺って発送しました。

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今回の版画の題名は日本語・英語・スペイン語があります。スペイン語はメキシコの方に助けていただきました。たとえば「バナナ」っていくつか言い方があるようです。題名ひとつとっても、色んな方に助けていただかないと私の力ではどうにもならないと感じます。

知らないあいだに

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この大雨のなか、知らないあいだに生長して花を咲かせていました。ねじばな。

1日に何度も外を見たのに視線の先にあるはずだったねじばなは見えていませんでした。このねじばなは以前の住まいの庭から持ってきたものです。

賃貸なのにかなり広い庭がついていて、この時期になると一面のねじばな畑になる庭。お隣さんはどこも咲いていないのに、うちだけ一面のねじばな畑。大きな植物を植えることはできなかったけれど、毎年ねじばなが咲く庭。普段はがらーんとしている庭。とても好きでした。

引っ越すときにねじばなと別れるのが寂しくて、ほんの少し土を持って引っ越しました。ねじばなは菌が必要なので移動させても必ず育つわけではありません。多くは育たない印象があります。だけれど「育ったらいいな、この土の中に株と菌がいてくれたらいいな。」と思って本当にほんの少し土を移動させました。

毎年咲いてくれます。気まぐれなねじばなはいつまで咲いてくれるでしょう。