何度もくりかえし観たり、聴いたり、読んだりしていたのに、はじめて気づいたり腑に落ちたり驚いたりすることがあります。きょうはそのような日でした。演劇。
はじめの印象や、そもそも原作が好みでないというのがよくなかったのかもしれませんが、とても素晴らしかったです。とくに演者の力が大きいと感じました。しつこく*1観てきてよかった!と感じました。
鑑賞者の年齢や状況も関係してくるとは思うけれど、それとは違う外からの力というのもあって、そういうのを目にすると単純に「すごい、すごい!」と思います。
すごいといえば、去年「3回建てのアパートメント」展メンバーと行ったみんぱくを思い出す。初みんぱくメンバーが「すごい」「すごいね」「これ、みてよ……」「すごい」と言いまくっていて、「すごいしか言わない」と指摘したら「そんなこと言われたら、すごいって言えなくなる」と大笑いしたのに、結局最後に「え?なにこれ?!すごい、すごいよ!みんな見て、これすごいよ!」と一番大きな声で言いまくったのは私だった……楽しかったな。
寄り道をして、この時期にしか売り出さない麹をゲット。「食べていき」と手のひらいっぱいに味見の麹をいただいたけれど、もちろん美味しかったです。ほくほく。
*1:根本的には好みでないのに