ジロー!

ジロー、15歳。元気でありました。後ろ足がじーちゃんになって耳が遠くなっていたけれど、とっても元気。ワシワシワシワシと力一杯撫でるのは「じーちゃんだしな」と思って、いろんなところを撫でてみました。人に対してもそうするなぁと思いつつ。
どこを触られているかよくわかっているし、しっかり踏みしめているし、ゆっくりだけれど座るのも立つのも寝転ぶのも大丈夫だし、ジローは偉大すぎる。
それを確認したら私の用事は済んだので帰りたくなりました。けれどおまけのように凹版を刷るのだった。おまけと書きつつ7版*1も!
今年はどの版も目指すところにいけてる気がしました。部分的に甘かったり、まだ手を入れたい箇所、これはちょっと違うかったな。と感じる面はあったけれど、どれも完成させたいなぁと思いました。ゆっくりがんばろー。お願いして知人宅で刷りまくらせてもらおう。
そして去年くらいから凹版でやりたいことがわかりだしてきたようです。もっとやっていったら変わってゆくだろうけれど、少し気づきだしました。それを版に反映させるのは時間がかかるし、手を動かすことの絶対量が足りていないと感じます*2。今回も「考えすぎなんだよ」「やりすぎなんだよ」「なのにわけわかんない」と思いつつ手を動かしたけれど、実際に刷ってみると足りないことが目についたのでした。
私の凹版はジローと共にあるので、毎年1度を15年。途中休んだりしたので12回くらいでしょうか。毎回毎回挫けまくって、ブツブツ言って、ウロウロして、またブツブツ言って自分にも周囲にも不愉快を撒き散らしながら取組んでいますが、続けてこられたのはすべてジローのおかげ。

*1:まず4版刷って挫けてヤル気0に。ぼんやりしたのち「ヤル気とかいらないから」と残りの3版も着手。

*2:感覚を体に叩き込む量とでも言うんでしょうか。