試し摺り

汚れてしまった洋紙で試し摺りをしました。『この紙…もしかしたら水性木版が摺れるかも』と思ったのが一番の理由ですが、『雰囲気がいい紙だなぁ…どうにかして摺ってみたい』というのも大きな理由です。思った以上に摺り上がりがいいと感じるのと同時に、雰囲気がありすぎな気もします。面白い。
上記の紙と同時に『これはダメだろうな』と感じるものも2種類試したけれど、やはりピンときませんでした。絵や表現したいことによって使うこともできるかなぁ……と考えたけれども、いまの私には厳しい気がします。
いつも色んな和紙を使ってみては「定番のやつ」に戻っているのだけれど、洋紙は滅多に試すことがないです。やっぱ和紙でしょ!ということではなく、試すまえに「これは無理だなぁ*1」と感じるものが多かったというだけなのでした。
世の中にある紙よりも検討した紙のほうがずっとずっと少ないのだから、今後どうなるかわかりませんが、試してみたくなる紙があるのはワクワクします。

*1:ときどきそれでも試してみて「やっぱり無理だった」と思う