版画、搬出。遠かった…クタクタ。だけれども、黄葉がとっても目に鮮やかで、柔らかかったです。紅葉ではなく黄葉メインの道行きでした。
「こうよう」という言葉が漢字で出現したのは「黄葉」が先だった。という内容の本(文献みたいなのか、エッセイみたいなのだったかは忘れたけれど)を、10年以上前だかに読んだことがあります。その内容がまことかは別として、黄葉も紅葉も麗しいことに違いはなし。
版画の搬入、搬出。今年は一段落。ここ何年かで年々、こういう事(展覧会に出す)が多くなってきたけれど、これもお声がけしてくださる方のおかげ。自分じゃあ作っているだけで満たされて、全然動かないから刺激になる。こっち方面ではもうちっと自主性を持たないといけないけど、むりっぽい感じがすごいする*1……。
きょう、会場で「この人(私のこと)と知り合った時、子どもみたいな見た目でね。実際子ども同然だったわけですけど、なんやたいない感じもしたし、ぽーっとしててね。すぐにやめるんちゃうかと思って心配してたんやけど、なんのなんの。作風もほかのことも誰にも馴染まんと、どこ吹く風で続けてるんですよ」と、知人がなんだかエライ感じっぽい人*2に説明?していて、笑った。あーそんな風に見てくれてたのかあ。
ぽーっとして、たいないんです。相変わらず。見た目はもう子どもみたいじゃあない(でも大人でもない)けど。
知人の言葉には笑ったけど、思わぬご褒美をもらった気分でした。

*1:グッズ関係ではやっぱり見て手にとっていただいて。なので、また感覚が違うのですが。ふしぎ。

*2:実際にその世界ではエライ人みたい。私はよく知らないけど。