散るのを知っているから

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新緑、緑の盛り、黄葉や紅葉、冬枯れ…どのときも好きだけれど、秋のこの時期はすぐに写真を撮りたくなります。葉っぱが散ってしまうのをわかっているからでしょうか。

彫りまくりましたが、ちっとも進みません。そして頭が痛く猫背もひどかった。家にバンドエイドがない。

弟と連絡を取ることがあって「そういうのも、いいなぁ」という内容でした。毎日続けばいいのにと思ったり、つまらないと思ったり…ありきたりのいつもの生活はいつまでも続くわけはなく、それは葉っぱが散ってしまうのと同じで、なくなったり違う形で芽吹く場合もあると思います。

そうだと知っていたり、予感がするのだったら「それ、いいかもね。」を熊手でチャッチャッとかき集めたらいいような気がします。

いちょう

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延々と彫りました。けれど終わらない。彫りやすい版木、彫りにくい版木、ないまぜです。おとといは使い終わった版木を糸鋸でカットしようと思ったら、糸鋸が壊れてしまった。がっくり。

日が暮れてから外へ、カメのライトを買いに。チビカメ(名なし)の成長がとってもゆっくりです。ずっとチビカメ。食の細い個体です。この頃、ようやく食べることに前向きになってきている気配がします。暖かくして越冬しよう、そのうちにいい名前をつけましょう。

ペットショップからの帰りの風景。イチョウ。毎年たのしみにしています。昔はイチョウの足元に電話ボックスがあって、遠くから電話ボックスだけがボーッと明るくて、その周りが黄色くて、とてもよい雰囲気でした。この時期になると、いつも思い出します。