どちらも見える

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白も墨色も、どちらも等しく見えるような気がする。日に照らされてキラキラしてシャリシャリもしているしガチッともしています。

胡粉の白。墨。どちらにも惹かれます。木版画や画材の話。胡粉にも墨にもいろんなものがあって個性も楽しいし、いつまで経っても扱いが難しいというか慣れることがないのもいい。素っ気なさが。

雪が消えると白も墨色も見えなくなるんでしょうか。なーんて思うと、心の中にいつも雪はいてほしい。

 

カメだと思う

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なんにも書いてなかったけれど、カメだと思いました。カメ石。カメにしか見えない。いい感じで後肢を延ばしているねぇ。

手水場だったのに柄杓がなかった。カメの口から水は出ないようになっていた(カメ石がドーンとある)。不思議な場所で、その不思議な感じがいいように思いました。

考えてもみなかったのに色んな場所をめぐることになり、あっち行ったりこっち行ったり。もう道は覚えた。こんなにユニークで愛らしく親しみのある雪景色というものがあるのか…という風景をたくさんたくさん眺めました。ずっといたい気持ちだったけれど、夕方になると急に寒くなってきてスグにずっといたい気持ちは薄らいだのでした。

独特のお蕎麦が有名な地域で、いまの時期はさぞ忙しいだろうと思っていたけれど、お会計の時に店主さんとチラッと(別の)お話をすると「春は本当にいそがしくって、ふふふ」と嬉しそうに話しておられた。店主さんは春に芽吹く山菜や蓬が大好き*1なんだと思う。もしかしたらお蕎麦よりずっと。

雪深い土地に住む人の、春が来る喜びが伝わってくるような話し方でした。

 

 

*1:それを証明するように山菜や蓬料理が美味しすぎました。私はヨモギをはじめて「こんなに美味しく食べられるんだ」と思ったのだった。

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車窓から雪が降っているのが見えます。きのうのうちに湿し紙を乾かす作業をしました。湿し用の紙を乾かしてしまったから摺りは来週半ばまで休憩。彫りがなかなか追いついていない状態なのでよいかもしれないと思うようにします。

冷たくて寒い1日でした。着ていたコートはしっかりと寒さを守ってくれるけれど重くてしんどかった。疲れは移動だとか、ちょっとしたことでタイミングを逃したというのもあるでしょう。そもそもの本人の状態というのも大きいだろうし。

どういうものを、どういうふうに着たら負担が軽くて快適なのかはいつも考えまくっているけれどナカナカ。着るもの以外の荷物はいくらでも軽くできるんだけどなー☆