トゥクトゥク

17日にアップ。シェムリアップ5日目☆写真は滞在中3日間お世話になったダーさんとトゥクトゥク。ウロウロと街を徘徊している時、誰かを乗せて働いているダーさんを発見して「あ!ダーさーん」と手を振ったら、ダーさんも「あっ!!」という感じで走りながら手を振ってくれることもあり、またいつか会ってお互いの健康を喜び合いたい。
おそらくだけれどダーさんは色んな道を選んで走ってくれていました。同じ場所に行って戻るときに色んな道や風景を眺めたので、おそらくそうだと思います。値段交渉ははじめにしてしまうので、違う道を走ったからといって料金が上がるとか下がるということがないので…ダーさんの気質なのか、思いがあるのか。とにかくたくさんのシェムリアップを見せてくれてありがとう。オークンチュランです。
朝も早くから寺院を巡り、お昼まえにホテルへ戻って荷造り*1。素敵なホテルでした。人が生き生きして優しくて、お客さんも素敵な方が多かった。今回は宿の移動をしなかったので、このホテルを拠点に時間を過ごしたのだけれど…拠点をひとつに絞るというのはいいなぁ。と感じました。いつも移動、移動。一日中バスに揺られていることもけっこうある。私は移動も乗り物に乗ることや流れてゆくということが好きなので移動はストレスにならないのだけれど、数日間の慣れ親しむ家を持つことも素晴らしい。
お昼は「いつもの」と言いたくなるような安くて美味しくいお店に行き、たんと食べる。ひとつ「これはなんじゃろ、ドロドロこってりやな」と注文したスープが、見た目から想像する味とは全然違ってクメール料理の奥深さに感動。ドロドロは(おそらく)ズッキーニ。すっきりした味とのど越し。風邪ひきのときに飲んだらすっかり治りそう。家で作りたーい。
お昼後、織物の研究所に行ったりマーケットをひやかしたり…そしてまたカフェ。お昼間の暑い時間はカフェかハンモックで昼寝にかぎる。カフェでは軍資金が底をつきそうだったので、みんなで飲みたいものとお金を勘定し『夕飯分は残さにゃいけん』と頭をひねりつつ、全員飲みたいものを注文できました☆
空港に行くまえに屋台で夕飯を買いに。マイさんに教えていただいた地元屋台へ。文字があってもクメール語オンリー。基本的に屋台に看板なし(メニュー不明)。買出し組のあやと私が近づくと『こなくていいから、オドオド』というお店の人の雰囲気。もちろん我々もオドオドしています。クメール語ちっともわからないし、メニューもわからないので。
お互いオドオドしつつ、4つの屋台でピタパンミードボールサンド(みたいなの)。パンにお野菜やお肉たっぷりサンド。お野菜たっぷり目玉焼き乗せヌードル。パパイヤサラダ購入。
次から次へ地元の人が買いにくる屋台だった。みなさん並ばないので我々はジーッと(みなさんが)注文するのを至近距離で観察し*2「…どうもこの店には2種類のサンドイッチがあるようだ。」などと推測し、指差して「これひとつ。これひとつ…こっちはチキンでこっちはフィッシュですか。はいひとつずつで。」とお願い。素晴らしい手つきで調理してくれるのだけど、「おお!」と目をキラキラ(ギラギラ)させて見ていたら、お野菜もお肉もぜーんぶたっぷり入れてくれた。ほかのお店の人も我々2人を眺めに来ていた。そりゃ来ると思う。
はじめはお互いにオドオド、ドキドキだったけれども、最終的には楽しくお買い物ができて、写真も撮らせてもらって、なにより美味しかった!!感動。パパイヤサラダなどは壷に香辛料や具材をドカドカ入れて、そこで潰してソースを作ってくれるのです。さらには「ここで食べるの?持って帰るの?」みたいなジェスチャーをされたので「あ、持って帰ります」と(ジェスチャーと日本語で)伝えたら、お持帰りヴァージョンで包んでくれた。空港で食べたら具材に沢ガニが入っていて蟹味噌が効いていた(パパイヤサラダは沢山食べたけれどカニ入りは初)。
空港に着いたときの所持金は全員で3ドルと2000リエル弱*3ほど。リエルは募金箱に入れるとして、3ドルでなにか買えないかねぇ(食べ物)…と、あやと話していたら目の前にタロイモチップスが3ドルで売っていたのだった。あやと私は食いしん坊の星をたくさん持っているのだ、食いしん坊の神様に感謝します。さようならシェムリアップ
タロイモチップスはトランジットのホーチミンで食べる(夜中の12時)。びっくりするほど美味しかったけれども(残念ながら)油に弱い私は控えて食べた(けど食べる)。
ホーチミンは漢字だと胡志明。美しい字面。

*1:荷造りのまえに1日目にガイドをお願いしたマイさんと5分ほどお会いして、マイさんとダーさんに別れの挨拶をした。

*2:屋台に張り付いて中と人々と食べ物を覗いています。とっても迷惑だと思います。

*3:2000リエル=0.5ドル