生まれるまえ

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年末に届いた手紙。「もしかしてめぐみさんが生まれる前の切手かも」と書いてあった。その通りです、「もしかして」と思って選んで貼ってくれた気持ちにジーン。

そして彼女の生き方を尊敬していること、不思議な元気をもらえること、いろんな気持ちがあって、なんとなくテーブルにずっと置いています。フト目に留まることがあって、何にも思わないときもあれば、眺めることもある。

きょうは目に留まる日でした。手にとってジーッと眺めて、中身は読まないでおこう。がんばろう。私は私ができることを頑張ろうと思う。何故かはわからないけどそう思いました。

彼女は彼女にしか出来ないことを見つめて、それに向かって進んでいる人です。一本の道がしっかり彼女の前にあって、そこを迷う事なく進んでいるように思う。

出会った時は、ほかにももっともっと可能性があるよ、あれも、これも!と思ったけれど、すぐにそうじゃないんだと気付きました。彼女は貪欲にハッキリとした意志を持ってその道を選び進んでいるのです。誰よりも貪欲な人なんだ…目が醒めるような気持ち良さです。

彼女をとても尊敬して、大好き。彼女はそんなに友達も多くない(みたい)。そんな彼女が私に手紙をくれて、会えば「ねぇ、ねぇ、めぐみさんの話、聞かせて。最近なにを作ったの、何を作ろうと思ってるの。ふふ、やっぱり面白い」と言ってくれる。彼女が面白がる意味はわからないけれど、すごく嬉しい。

私もいつか誰かに「もしかして生まれる前の切手かもよ」と手紙を書いてみたいと思わせる手紙ということを、ここに証明しているのでした。