頼まれたので少し写真を整理していたら出てきました。銀ちゃんの写真。晩年の介護をしているときの銀ちゃんです。まだまだ元気いっぱいの頃、写真を見ると思い出します。
渦中のころは「こんなに弱って、でも頑張ってる」と、いつも思っていたけれど、あの頃を思い返す日が来ると「元気いっぱいの頃だな」なのです。
もう7年ほどまえの話です。懐かしいなぁ、懐かしく思い出せる日が来てよかったなぁ。銀ちゃんは虹の橋のたもとで待っていてくれているんでしょうか。ずっと待っているのはかわいそうだし、寂しいだろうから待たなくてもいいと思う。もし虹の橋というのがあるのだとしたら、銀ちゃんはそこに留まらなくていいからテキトーに遊んで、好きにしたらいいと思う。
銀ちゃんがいなくなってから、森山良子さんが歌う涙そうそうを聴くと銀ちゃんを思い出して、銀ちゃん以外のもういない者にも繋がって、私にとって気軽に聴くことのできない難しい曲になりました*1。
きょうラジオから涙そうそうが流れて、静かに胸が騒ついて、やっぱり私にとっては難しい曲。そしてとてもいい曲。空が綺麗でした。
写真の頃の銀ちゃんは鳴くことが止まらない時期だったけど、撫でれば「あれ?」という感じで落ち着いて眠っていました。