なんとなくわかること

新聞局集まり。話していると2年半振りくらいだということが判明しました。なんとなくよく行っているカレー屋でご飯。全員「すっごいひさびさ」と思っていたのに、そうでもなかったみたい。

会っていなかったあいだ、それぞれに変わったり変わらなかったりすることがあったということだけは、わかりました。つぎの旅行はどこに行く?という話にもなったけれど結局なんとなくまとまらないまま別れたから、また何年か後に今日みたいな日が来ているような気もするし、2ヶ月後くらいにどこかに1泊くらいで行っているような気もする。

全員が集まるまえにお能鑑賞。

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私はお能狂言は時々で結構観ていると思います。もともとは10代の頃にお衣装や文化が好きになって、本を随分読むのと並行して博物館でお衣装を眺めて*1いました。実際に観るようになったのはずっと遅く、招待券やチケットをいただくことが多くなったのが、はじまりです。

私から能楽の話をしたことがないし、ほかにもハードルがあるはずなのに*2お能、好きなんちゃう?よかったら行って」とか「この日にいい演目があるんよ、どう?」など言われるのです。なんで知ってるんだろう?と思うんだけど「そんなん、ふふ。なんかわかるやん*3」と言われたことがあって、えーわかんない!ちっともわかんない!

きょうも楽しかったです。鑑賞途中で「ハッ」とすることがあって、どうして私がお能に興味を持ったのか(好きなのか)、ほんのりわかるような気がしました。もしそこに当たらずとも遠くないことが隠れているのだとしたら、今まで考えていた理由よりしっくりきます。これについては、もっと考えてみたい。

 

*1:あとはテレビ。

*2:「生物好き」「本ばっかり読んでる」「食べるの好き」などなど、連想されるハードルがいっぱいあるということです。

*3:これがまた面白いことに、歌舞伎、文楽、ほかの演劇ではなく、能狂言にピンスポットが当たっているかのように…。歌舞伎も演劇も観るし文楽も不思議なご縁があるけれど…もっとも長く興味を持ち続けているのが能狂言であるのも確かです。