梅雨のいろ

夏のような暑さだけれど、また肌寒くなったりして梅雨もやってくる。この前は巨大ムカデを目撃しました。ぶるぶる。あの大きさになると家には入ってこないと思うけれど…どうなんでしょう。以前、お風呂場にカナヘビがいたからムカデだって入ってくるかもしれない。考えるだけでツライ、ブルブル。

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このまえ入った喫茶店で梅雨のようなグラスが出てきました。とってもほしくなったけれど、お店の方がずーっと大切に使っておられるのでしょうね。不思議な喫茶店でした。

とうとう「このからだの状態は筋トレが原因ではなくて、摺りが原因だ!」と思うに至りました。ほぐしても追いつかず疲労が溜まっています。もっとストレッチの時間を増やしたほうがいいってのはわかっていてもねぇ。

はじめる時や片付けている時には「摺る枚数があと20枚少なかったら…ずいぶん楽だろう〜〜〜なぁ!」なんて思うんだけれど、摺りはじめると忘れます。ときどきフッと思い出したりもするけれど、やっぱりすぐ忘れます。

お師匠さまが1枚、1枚摺ることについて話されていて、それを聞きながら『こんなに凄い人でも、そうなんだ。そうだったんだ』と感じることを仰っておられました。凄い人っていうのは私とは全然違う世界を見て生きている感じがするのだけれど、そうじゃないんだと思う瞬間に遭遇するときがあります。そういう出来事でした。そしてそれと同時に、やっぱり違う世界も見ている、見えている人なのだと強く感じます。先生もそうだけど、憧れる〜。

きのうの夜、ボールでからだをほぐしながら図書館で借りていた本を一気読みしました。めっちゃ面白くて爆笑しまくり。本文中に大好きな米原万里さんの著書も登場して嬉しかったです。「私のプチ趣味を学問にしてしまおうとする人がいるんだ」と驚くやら唖然とするやら「ちょっと調査の期間が短そうだから、これなら私の方がデータは持っているかもしれないね」と思うやら。使われている写真の数々と着目点が素晴らしくて、からだは疲れているけれどいい1日の終わりだったのでした。