「これ、食べて見て。ほおずきよ。ゴールデンベリーといいます」…とっても美味しゅうございました。ちょう好み。ネットで調べてみるとペルー近辺が産地。もちろんエクアドル産もあるでしょう。
ゴールデンベリーの他に色々呼び名があるそうです。
黄金の船もあるから、黄金のほおずきがあってもよいですねぇ。個人的には「ピチュベリー」という呼び方が愛らしくて好きです。
種がプチプチして、滋味深い甘酸っぱさがあって、おいしすぎる。
私はここ数日、ほとんど決めていたけれど迷っていました。オークションで古書を買うか買わないかで…。ずっと図書館で借りて読んでいた本（シリーズ）です。不揃いではあったのだけれど、私にとっては「超掘り出し物」でした。不揃い分は縁があればボチボチ集めればいいし、図書館にもあるし。けど手元に置いておけるなら手元に置きたい！いやしかし、ものすごい場所を取るんだ。などなど行ったり来たりでした。
と書きつつ、早々に入手することに心が傾き置き場所も決めていました。それと並行して相変わらず図書館でも借りています。
内容は日本各地の食べ物の本。出版されたのは30年ほど前です。どの巻を読んでも飽きることがなし。いつも食べ物の本を楽しく読んでいる時は、私の食い意地がそうさせているのだと思っていたけれど…好きで何度もページを開く本を思い返してみると、その土地に食物や食べ方、調理法が根付いてきた事にもっとも興味があって、土偶だとかモノノケとか衣服、風土、ほかの地域との交流とか、とか。それらと同じふうに好きなのかもしれません。
食べ物は毎日食べるものでもあり、季節やいただく時間や出来事によって違うもの。ストレートに血肉になっているもの。そのうえ「詳しい分量はわかんないし、材料も全部揃ってないけど、もどきを作ってみようかな」とチャレンジできる*1。
このまえは、じゃがいもとうすい豆のおかずを作ったけれど*2、本に書いてあるように「えんどう豆のプチプチした食感が美味し」かったです。
