木版再開

あさからからだのお稽古。腰の調子などを話して動きました。キュッとなっている筋肉をほぐし、骨の動きをよくするような(ねじる)ことをしました。痛くなってからは安静にするよりも動いた方が状態が良かったと感じた。けれども時々「ピキッ」となるのが怖かったことなどを話して、先生から色々教えていただきました。まったく違う話題で「イップス」という症状の話になり『その症状をイップスって言うんだ!』と思いつつ、ある記憶や経験が、その人にとってあまり良くない形で影響を与えてしまうこと。その人にとって*1大切に感じ育んできた事柄がイップスという症状を引き出してしまう可能性について考え、生物の進化や変容の話を考えるときのような気持ちになります。
自分だけの感覚では心配だったけれども、先生のおかげで自信を持てたので、午後からは「私は摺りたいんだー」という気持ちをぶつける!!ように木版画を摺ったのでした。ただし枚数も力も少なめで。爽やかな気持ち。
展示までに間に合えばいいなぁ(けれど間に合わなければ、それはそれで致し方なし)なのだけれど、やりたいことが難しくて、この1週間考えては「できないかな」「どうしたらできるかな」と考えていました。この考える時間がなければ選択していたであろう道は見えているので、どう進めてゆくのか自分でも楽しみです。

*1:どんな形であれ