あさから摺り。だんだん仕上がってきました。はじめた時に思っていたのとは違うゴールにいったり、考えがかわったり、思っていたものがよりクリアに乗せられたり。いろいろです。彫りも摺りもまだまだ残っている！がんばります。
チクチク試作はピンと来たかと感じれば「いや、やっぱりねぇ。う〜ん」を繰り返していましたが、一気に目の前が開けるようなチクチクができました。それによって、すごく可能性が広り、こちらもがんばりたいと思います。
今回、チクチク作業を気を引き締めて取り組もうと思ったのは「持ち運んで制作できる」からです。ここ数ヶ月、家を空けてばかりの毎日で待ち時間でも出来る、すぐ用意できてすぐ仕舞うことができることをしたいと痛感していました。ついこの間までは移動時間もバタバタしていて、そういう事を考える余裕もなかったけれど、ようやく考えだしたのです。そういうこともあって今回は手のひらに乗るサイズのものを作っています*1。６年前を思い出します。あの頃も「持ち運べて、作ることができるもの」とハンコをたくさんたくさん作ったなぁ。ハンコしか作らなかったかもしれない。
そういう風に色んな形で作っていると、それぞれの良さみたいなものが見えて来て楽しいです。
きょうは夕方にとっても懐かしくて元☆同僚で物作りをされている友人とバッタリ？私に会いに来てくれました（外で）。嬉しかった。短時間だったけれど話したいことはいっぱいで「ご飯食べながら話さないとね」と何度も言いつつ「あれが、これが」と話しが終わらなかった。本当にとても嬉しかった。ほかには私の木版画の原点になる仲間とメールをやりとりしたのだけど、心が安らぎました。会いたいなぁ…と思うと、何か込み上げてくるものがあります。どれくらいリラックスして安心できる存在なのかといえば、年齢差が４０歳くらいある*2のに（メール送信したあとに読み返したら）タメ口&無駄口のオンパレード。
