下を向かない

写真は高知県にある馬路村の広報誌です。昨年夏に特別村民が1万人を突破した*1のだとか。馬路村の商品はいろんなところで目にするし、それらを発見すると嬉しくなります。
きょうは朝から紙のカットをしましたが、風邪の引きかけのようで下を向くと大変なことになりました!マスクを着用して紙を切ったけれど、辛かった。外出先でも歩いているだけで辛かった、鼻が。
帰宅後、即座に薬を飲みました。そして元気になったのでした。わーい。
用意する紙と摺る版木を数えると、毎度用意している版木の数が違います。いろんな版木に彫っているから抜け落ちてしまうようです。むむむ。と思い、版木のひとつひとつにナンバリングをしたけれど、さっき見るとまたひとつ抜けていた。むむむ。しかもその版木は彫ってすらいなかった!!!
自分を信用できないので、ひとまず紙を多めに用意して「紙がないから摺れないよ〜」ということを避けるようにします。紙が余れば、次の新しい絵のために待機してもらいましょう。
1ヶ月以上まえに彫った版木ばかりなのだけれど、それらをひとつひとつ見ていると「なんでこういう絵にしたかったのかなぁ??」と思うものがありました。どう見てもつまらない感じです。パッと見た時にやめようかと思ったくらい。けれどジーッと眺めながら思い出していると「そっか新しいことをしたいと思って、摺りでどうにかできないかって考えてたんだった。それならやりがいのある絵だなぁ。」と発見したのでした。ひらめいても忘れることもあるし、それを再発見(再発掘)することもあるのです、すぐ忘れるから。

*1:私も特別村民です。数年前になりました。