さようならを言うことは

写真は摺り終わった版木。さようなら。この版木は反りが大きくて、曲がったように反っています。
きょうは色んな方の考えを伺う時間があり、なるほどと思ったり、私はそうは思わないけどよく考えないとわからないなぁと思ったり。いろいろでした。
そのなかに年上の友人がいました。少し痩せたように見えたけれど(そして実際に痩せたそうだけれど)元気そうでホッ。彼はこのブログを読んでくれていて、萌芽さんの展示に足を運んでくれたんだって。「むかめ工房ブログ読んで行ってきたでー」と言われてジーーンとしてしまいました。ありがとう!*1友人と私は(ごくごく普通に考えると)いつか私が友人を見送る側になってしまう年齢差なのですが、その時のことを考えると悲しくなります。けれどときどき考えるのです。何度考えても悲しくなる。
そして「さよならを言うのは、少しだけ死ぬことだ*2」を思い出す。ハードボイルドに生きるのだ!

*1:ここに書いておけば、きっと読んで「わ〜僕のこと書いてくれてるわぁ」ってなるよねぇ、と思って書いてまーす。超私信。

*2:フィリップ・マーロウ。このシーンはすこし艶やかですね!