待機

写真は版木。彫られるのを待っている、摺られるのを待っている。下絵を描かれるのを待っている。それぞれです。それなりに、どの版木も活躍中なのですが、やっと摺りはじめられそうです。一気にやってしまいたいところだけれど、やっては途切れ、やっては途切れ、少しずつ進めているところです。こういうサイクルも身につけてゆく時なのかもしれません。色んなやり方をしてみて木版画の可能性、キラキラした部分を見つけられたらいいと思います。
きのう、梅田でばったり木版の仲間に会いました。立ち話を少ししたけれど内心ジーンとしていました。いまもジーンとしています。これから先も何度もジーンとするのだと思います。彼にとっては記憶に残らない会話なのかもしれませんが*1、私にとってはこれから先、思い出すたびにジーンとしてしまうだろうと確信する出来事でした。
キラキラを集めて、やってみたい。

*1:それほどに「ちょっと立ち話」だったのです。