お知らせ

朝に摺って、まじめに文章を考えたり、とても嬉しい便りを読んだり、夏の予定を知らせて「ぜひ会いましょー」と言っていただけたり。わーこう書くと忙しいけど、そんなこともなかった。
きのう彫った「怖い版木」は「怖い摺り」にはならなかった。こういうことがあると彫りと摺りの関係って、なんだか笑える。とくに反対の場合(摺ってみたら怖いものが出来上がってしまっていた)のはビックリして笑える。木版画なので摺ってみて、紙をそっとめくった瞬間に「えええっ?なーにこれ」というのがさらに衝撃度を増すので「もうなんか思わず笑ってしまう」のです。
あと2度の摺りで仕上げたいです。もう紙がよれよれなのです。2度の摺りに耐えられるのかなぁとも感じていて緊張。今回はいつも使っているものとは違う紙を意図的に使っています。小さいサイズを摺って様子や手応えを感じたのち、大きいものにトライしたのだけれど、サイズによって紙から受ける印象が違いました。手ごわくて面白い紙だと思います。