ぱんぱん

肘から手先がぱんぱんです。それは彫りまくったからだ。とくに木版。来週からはじまるTIN展に向けラストスパート。いやこれからの1週間が正念場。
TIN(珍)というテーマには相当追いつめられた気分です。わたしの作るものは「変わってる」「珍しい」「他にない」と言われることが多いです*1が、わたしにとって変わっていたり珍しかったり他にないとは思っていないのです。幸運にも一生制作できたとして、他になくて、自身や誰かに伝わる何かを内包しているものを作ることができるのでしょうか?
わたしにとってのTINってなにかなぁ?その先にある作品とはなにかなぁ?と改めて考えることは、とてもとても難しくて豊かな出来事。やってもやっても「全部がつまんなく見える!!くるしい。あかん。あかんのやー」状況に陥り彷徨いまり〜。
毎日ドキドキしながら作っています。目指すところが定まってきたもの。どうなるかわからないもの。出さないかもしれないもの。絶対にみて欲しいもの。そのなかから、どれを並べることになるのかも、いまは不明。
そんななか、来週の水曜日から*2はじまる「トートバッグ集まれ!」展の作品ほぼ完成。嬉しいです。
写真は日曜日に行ったお店のショウウィンドウ。面白い、私も写り込んでいる。そしてめちゃくちゃ美味しかった。

*1:枕詞のように

*2:甲子園にあるギャラリーアライさんにて。