小人たちはやってこない

あさから額装や水張り三昧。ひさびさに大きな額(私が使用している最も大きい額)を使って額装。大きくて重くて、私は倒れてそのまま気を失うかと思いましたが「ふぬーーー!」と頑張りました。
正直に書くと『このままたおれてそのままきをうしなって、そんでもってめざめたときにはすべてのがくそう(ついでにみずばり)がおわっていたらいいのに。ちいさなこびとたちがせっせとさぎょうをしてくれるはず。ちっちゃいおっちゃんでもいい。』と思ったのでした。どうして木版画や絵が大好きな小人たちはいないのでしょう。私の周りにだけいないのでしょうか。
上記のようなことを、いつも本気で考えては『小人もちっちゃいおっちゃんも来てくれないから、気を失ってはいけない』と叱咤激励して踏んばるのである!!
額装も水張りも「だーいすき」という人、私の周囲には多いです。木版を彫るのが好きな人はもっと多い。その好き振りを見るたびに『私はこの人たちが味わっている喜びを「まだ」知らない「だけ」なんだ。もっと数をこなせば…きっと。ふふふ』なんて、自身を励ますわけですが……まったく来るべき時は来てくれませんし『………なんか一生来ない気もする。嗜好の問題が大きい気がする。』と疑いだしているのでした。
私が「来てくれたらいいのに」と思っている小人やちっちゃいおっちゃんは「だーいすき」という気持ちなのかもしれません。
ぼんやり考えていた絵ですが、夜にやっと形になってきました。
写真は☆さかなっつくん☆こんな子が額装やら水張りを一緒にしてくれたら……いいんだけどなぁ!!!