ゴール近く

ひとまず、いま作っている版画5点のゴール間近です。長かった…ような気がする。そしてゴールまでに台無しにならないようキンチョー。
きょうなどは(小さいサイズなのに)彫るのも摺るのもドキドキして、深呼吸を何度したことか。洋紙を使って本格的に摺ったのははじめてだけど、「ちょう、いい!すっごくいい」と進めていたものの、今週に入ってハタと考えることが多くなりました。これ以上、絵具の乗りがピタッと止まるような状態で、ものによったら絵具を跳ね返すと表現すればいいのかなぁ…湿すことが怖くなるような。
むつかしい〜〜。この点に関しては洋紙だとか和紙ということではなく、今回使った紙の特徴なのかもしれません。和紙だからといって、どの種類の和紙もどこまでも同じように吸取ってくれるわけではないのだから。
摺り数や圧のかけかたで面白いものができるのがわかって、一歩間違えればうまくゆかないというのもわかった。ちょっとだけ。いろいろ試すのは面白い。そして怖い〜、けどやっぱり楽しいですね。