うしさん、ぞうさん

写真は甥っ子2人へのお土産。私は特定の人に対するお土産はほとんど買わないのですけれど*1、甥っ子たちにはなにかねぇ…と思っていました。
というのも、私の母方の祖父は様々な国や場所に行った人*2で、小さな孫たちに土地のお土産を買ってきてくれていました。おそらくそれは「道中にいいのが(偶然)あったから」というたぐいのものでした。身につけるものや置物で大切な「私のもの」でした。成長して身につけられなくなった刺繍入りの渋い靴なども、ときおり履いてみては愛でていたのです*3のです。それまでの私の世界にはなかった不思議なものを運んでくれていたような気がします。
そういうこともあり、甥っ子たちにはなにかなぁ(私が気に入ったものがあれば)と滞在中にウロウロしては悩み続けていたのでした。
小学1年生の甥っ子1に「どちらがほしい?好きなほうをやろう」と選ばせて、まだ1歳の甥っ子2には残ったほうを。甥っ子2がもっと大きくなったときに、こういう機会があれば話し合いや喧嘩でもして決めてほしいです。
甥っ子1は左のうしさんを選び「うしお」という名前をつけました。ずっと前から考えていたそうです。うしがきたら「うしお」にするって。

*1:いくつか購入して先着順で渡して、なくなったらおわり、

*2:祖母も行っていましたが、いつも別々でした。

*3:震災でお別れしてしまいましたが、いまでも懐かしい記憶として息づいているのでした。