のんびり

13日にアップ。シェムリアップ3日目。きょうは街と周辺を散策するのんびりデー。アンコールワットの朝日は曇っていた!!ほとんどの寺院には共通1日パスポート*1があり、1日券・3日券・1ヶ月券などがあって3日券は「規定の期間中に3日間は行けますよ」という券で1日分お得。カンボジア国民は寺院や敷地内に入るのは無料なのだそうです。個人的には*2よい政策だと思いました。
きのうは第1回廊をじっくりみたので、きょうは第2回廊と第3回廊、そして上に登ってみようと考えていたのに…なーんと登れない日だった!。月に4度「宇宙の日」というのがあり、その日は僧侶も登れないのだとか…ということを、開門を待っている私に(見知らぬカンボジアの)ガイドさんが教えてくれました。どうも他の旅行者さんのガイドをなさっていたみたいだけれど、ちょうど自由時間だったらしく*3親切に教えてくれたのだった…へ〜!宇宙の日ってなんだろ?と思わず質問や雑談をしてしまい、ガイドさんは嬉しそうになんでも教えてくれた。いい人すぎる。
さまざまなレリーフを眺めていると「写真撮って」とアラブ系の人に言われた。可愛い女の子の赤ちゃんをおんぶしているお父さん。ほかにも赤ちゃんのお兄ちゃんとお母さんがいたと思う。みるからに穏やかなご家族でほんわかしつつ『どうして私に頼むのかな?いくらでも有能そうな人はいるだろう』と思ってしまった。うーーむ。
お父さんの立ち方では赤ちゃんが見えないので「その立ち方では赤ちゃん見えへんやろ、横向かな。そうそうそ、で立ち位置はその辺ね」と指示を出してパチリ。「もう一枚撮りましょう」とパチリ。その場で見てもらったら凄く喜んでくれたのだった。「ザラよかったね」と言っていたので、赤ちゃんのお名前はザラちゃん。可愛い。そういえばボローニャでもあるご夫婦に大変喜ばれたことを思い出す。
しかしガイドさんとの会話もザラパパへの指示もすべて日本語だったと思う。聞くことは何故かいつの間にか理解できたりして『こういう時はそう言えばいいんだ!』とか思うくせに、話すことはてんでなのです(しょんぼり)。もし英語だったとしても「ちょう発音の悪い(けどハッキリ言う)、単語ばっかり」だったはず。けれども異様に通じるので今のところはよしとしていますが、やっぱりもっと言葉に豊かさを持ちたいなぁ。クメール語で「おいしい」と言ってみたいなぁ…と感じるのであった。
知らない人と一時なにかを共有できるのは、嬉しい。
街に帰り遅い朝ご飯をお店で食べる。カンボジアの人は朝は外で食べることが多いらしく、とっても楽しい。パン。麺。ご飯。お粥、おやき…いろんな朝ご飯。モリモリ食べて、午後はのんびりデー。
国立博物館に行ってアンコール朝やそれ以前の王朝について学ぶ。きのうガイドのマイさんから教えていただいたことによって読み解けることもあり、ワクワク。日本語の音声ガイドを1台借り同行者相手にプチガイドをしたのでした*4シヴァ神のことが大好きな瘤牛のナンディくんは可愛いです。亀のクールマさんも相変わらずのフクフクしさ。
街ではカフェでお茶をしながら、同行者のみやびちゃんに算命学について教えてもらう。みやびちゃんと会うのは3度目。きょねんの夏にはじめましてをして今はシェムリアップ。みやびちゃんの生き方も私の生き方もそんなものだ。ほかに「いつも旅は道連れ」の彩と、むかし船旅をした時に3ヶ月間同じ部屋だったさやかも一緒。みやびちゃんとさやかは今回の旅行が2回目の顔合わせ。
街のお店を探索し旅の記念にズボンとシャツを購入。どこにいっても外せない☆市場をうろついて*5、最終的には彩と「あれが食べたい、これが食べたい。」ばかり言っていた。2人でいると食べ物のことしか話していない*6と断言できる。算命学では私とあやは「食いしん坊」の星をたくさん持っているらしい。なーんだそれなら仕方なし!(よかったよかった。そういう星のもとに生まれちゃったから)。
夜は夜で地元の安くて美味しいお店へ。本当に安くて美味しい。毎日通って全メニューを制覇したい。クメール料理の入り口にも入っていないけれども、考えていたよりずっとずっと辛くなく、レモングラスをよく使い、柑橘類の酸味があり、あっさりして、蒸し料理が多く、揚げ物が少ない気がする。どうも(認めたくはないけれど)私は油が苦手なので揚げ物が少ないのはありがたい。屋台のクレープも美味しいし、袋で売られているオヤツも素朴な駄菓子のようなもので素敵。
私はお米はそんなに好きではないけれど、米粉に開眼☆第三の目が開いた☆☆いろんなものに米粉が使われていて、ほんとうに美味しいのです。歯切れがよかったり、モッチリしていたり。そして小麦とは違う独特の軽さ。米粉すばらしい。いままで米粉といえば、何を食べて*7も「何かの代用」というイメージが払拭できなかったけれど米粉の魅力が引き出せていなかっただけなんだと痛感。
カンボジア人は日本人の3倍お米を食べると言われているそうです、さもありなん☆

*1:一部寺院は別)

*2:直感的に思ったことなので、今後考えに変化があるかもしれないけれども←賛成反対ではなく、もっと細かなことで考えが変わる可能性は大

*3:ガイドさんにとっての休憩時間

*4:すっごく勉強になります。そして『マイさんのガイドって本当に素晴らしい技術だったのだなぁ…間の取り方とか』なんてジーーンとするのだった。

*5:途中2名リタイア

*6:違うことも話しますけれど、そこにはいつも「食べながら」というおまけがつきます

*7:あるお店の「玄米粉パン」だけは別格です。