ごはんがうまい

写真はお昼に外で食べたごはん。品数が多いって幸せな気分になるし小さい頃を思い出します。今風?に書けば常備菜の多い家で育ったような気がします。とくに祖母が作るのも食べるのも冷蔵庫にいっぱい色んなものを作り置きするのも好きな人だったので、祖父母の家(歩いて30秒)に行けば冷蔵庫にもテーブルにも勝手口にも外にも井戸にも食べ物があったのです。
この時期だと井戸で冷やしているスイカを夕方になれば上げて食べるのが楽しみ*1だったし、勝手口のバケツには冷たい水が張ってあり採れたてのキュウリやトマトがゴロッと入っていました。祖父母に断ることもなくキュウリに塩をかけてボリボリ食べるのが好きでした。オロナミンCは「飲んでええ?」と断って飲んでいました。
スイカの白い部分を浅漬けやぬか漬けにして食べている祖父母を「し、信じられん!」と思いながら眺めていたけれど、今では私もしっかりと「白い部分大好き☆」になってしまっています。
幼少期の記憶や生活が、どこまで今の私に影響を与えているかはわからないけれど…おかずが多いご飯が好き*2です。メインもお米もなくてもよいくらいです。とくに夏場は「メインらしいメインはなし」料理になりがち。昔の記憶をたどってみると……祖母は夏はどういうメイン料理を作っていたんだろう?とフと考えました。母はちゃんとメインを作る人で子供が好きなものを作ってくれていました。ときどき(今かんがえると)「ちょう渋い」ものもあって、私はそういうのが好きだった。小さく切った赤身の牛肉に下味をつけて(いたと思う)片栗粉をまぶしカリッと焼いたものとか。
祖母は……??そういえば、精進揚げ(お野菜ばかりの天ぷら)だったです。季節のお野菜をよく揚げていた。ある時から茄子にミンチを挟んで小麦粉をまぶして揚げていて「なすびってこんなおいしいんや!」と感動したものです。
こうやって「あ、そうそう。そうだった。」と思い出しては書いていると懐かしい。私にとって遠い記憶は、知らない場所への憧れと同じような位置にあります。

*1:かならず「重さ当て」をしてから食べます☆☆

*2:例えば、おうどんとご飯。お好み焼きとご飯。というような組合せは「ご飯はどのタイミングで食べていいのかわからん!」なのでした。なので食べなかったです(今も「うどん」「お好み焼き」と単品で十分)。さらに書くと丼ものも「上にのってるおかず?とご飯をどういう風に食べていいかわからん。それ以上に見た目が大変なことになっていて食べる気がしない…別々にちまちま盛ってほしい(量も多すぎ)」と思って生活していたので、とても苦手でした。今は「丼ものっておいしいよね!積極的には食べないけれど☆」というまでに変化を遂げました。と書きつつ、小さい頃から「ちらし寿司」は大好物でありました。それって……ただの好みですよね……