ぺとぺと

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約6年振りに元同居人の省子に会いました。埼玉から来た省子と烏丸で待ち合わせをしたのだけれど、『人多かったら会えないかも』と少しドキドキだったけれど、すぐ合流。「やー、お昼食べた?」「なんかパン屋があったよ」と……だいぶ経ってから「そーいえば『ひさしぶり』もなかったね」と、日常の話をしながらのお昼でした。もうひとりの同居人であるナオちゃんも来たがっていたのだけど、仕事が立て込んでいてこれなかったのは残念。けれどバリバリ仕事してるなんていいことだよねぇ!であります。一緒に暮らしていた時、ナオチちゃんは唯一の学生だったので時は流れているのだなぁ……。
そして目的地であるホールへ。省子の詩が合唱曲*1になり、それを聴きに☆曲ができるまでの話を聞いていると「そんなこともあるんだねぇ!すごいねぇ」だったのだけれど、そんなこともあるんだねぇ!が世界を動かしていると私は実感しております。

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さまざまな合唱団の歌もたのしく、こんな曲があるんだ!こういうアレンジがあるのかぁ……と楽しく、心待ちにしていた省子の詩の合唱にはハッとさせられました。詩の違う一面を見た気分です。時代が変わったのか、曲調がそう感じさせるのか…とても重みというか圧力を感じたのでした。もともと詩の中にしっかりと根付いていたものであったのでしょうけれど、それだとしても時代というのを感じずにはいられません。彼女が詩を書いた時はこういう印象を持って(多くの人は)詩を鑑賞したのかな……と考え込んでしまいました。
と書きつつ「あ〜とってもよかった。素晴らしかった!」というのが一番の感想。作曲(そして指揮を)された松下さんも、合唱されたみなさんも楽しかっただろうな!と思います。音楽の生ものである楽しみを実感する時間でもありました。歌声が生まれては消えてゆくという点と省子の詩はとても合っている☆
言葉は音楽になるんだ…いいですねぇ。
バタバタとお土産を買って、2人でご飯を食べて「元気でねー!またね〜!」という短い時間だったけれど、別れが近づくにつれて「あぁ、やっぱり懐かしい再会だったんだ」と、すこしせつなくなったのでした。けれどそれと同時にまた2日後とかに会うような気もする。
いつか省子とナオちゃんと私と3人で何かしたいよねー!という話になったのだけれど、見事に違う生活をしている3人だから出来ることって、なーんかある気がする☆

*1: 松下耕さんが作曲されました☆