指宿方面

朝もはよからご飯を買込んで電車へ☆いざ指宿市へ☆☆
「3連休の初日だから…混みまくっていたら大変やな!!砂むし!!」と言合いながら車窓を眺めながら朝ご飯。菜の花がちらほら咲いていた。早咲きとはいえ鹿児島にはこれから春がやってくるのですね。
朝からさつま揚げ&海の幸が入ったお弁当など。私は油に弱くニンニクが利いた料理にも弱いので、あやに多めに食べてもらったけれど、さつま揚げは同じような具材でもお店によって全然違うことが判明。そしてアメリカンドッグのような感覚で食べるものもあるのでしょうね。愉しいです。
砂むしは想像よりすいていて、さくさく、温泉も堪能し…温かい砂に埋もれながら海を眺めるという不思議。ポカポカぬくぬく。海岸沿いには「天然の足湯」もありました。海辺(横にテトラポットがある)に石が囲ってあってそこが足湯らしい…潮の満ち引きで入れないときもあるだろうし「フジツボ注意」と書いてあり、さらには『これは…立ったままの状態で足湯をしなくてはいけないのではないか?』というシチュエーション。
指宿から一路南下。本州最南端の駅を過ぎ開聞岳へ。目指すは開聞岳をご神体とする神社さん。自然公園で暮らすトカラ馬☆バス停では博多に出張に来た足で(休日を利用して)フラッと来た。と仰る横浜在住の方とポツポツお喋りしたり、「たまて温泉ってどうやって行くんですか?」と聞かれたり…*1電車やバス。公共の交通機関の移動は(大変なときもあるけれど、それも含めて)たのしい。
カラ馬……素敵だった。去年産まれの仔馬もいたし、自然公園内を自由に歩いて草を食んでいる姿を眺められてよかった。むかしは公園内ではなく、もっと色んな場所に人と共に生きていたのでしょうね。海岸線を眺めながら、風に吹かれて、開聞岳がそびえている場所で暮らすトカラ馬。なぜか言いようもなくせつない。
電車もバスも本数がものすごく少ないものだから、とにかく時刻表をチェック。何度もチェックしまくりながら「あぁ、本当にお山がご神体なんだな…そういう造りだなぁ」と実感する枚聞神社さんにもお参りしたのでした。開聞駅発の最終電車に乗ったときはホッとするのと一日の疲れが出てきたけれど、一路鹿児島市内へ*2
そしてきょう一日で私たちは気づいた「あした指宿ではマラソンが開催される」と。きのうのお風呂屋さんで「指宿では毎年1月に「なのはなマラソン」というマラソンが開催されるのよ。沿道にはさつまいもが出たり、いろいろ楽しいのよー。」と聞いていたのだけれど…まさかあしただったとは!!
きょう移動した砂むしまでの道もバス道もマラソンコースに入っているようで「指宿の予定をあしたにしていたら我々は(いろんな場所で交通の規制が入ったり、電車が混んだり)大変なことになっていたのではないか」という結論へ。はわわわわわ〜。沿道で応援とかしたんだろうか…。
絶好のマラソン日和になりそうで、なによりです。指宿駅からは『あすマラソンに出ます☆』雰囲気の方が大勢乗ってこられたけれど、なんとなく気合いを感じたのであった。
鹿児島市内ではチェックしていたご飯屋さんに行き、郷土料理を愉しみ、満腹になったら元気も出てきて、単純なものです。電車内では「もう、行かんでもいいかも。遠くから眺めてたほうが絶対にいいよ」と挫けかけていた桜島へ渡るためフェリー乗り場へ。夜の出港、やっぱりいい。22時までやっている温泉へ滑込みセーフで入ってきました……わたしたち、そんなに温泉愛あったっけ*3?くらいの勢いでした。
帰りの出港時間まで余裕があったので通り道にあった神社さん(まっくら!)にお参りし、港前にあったよろず屋さんをチェックし、港で桜島の歴史パネルを愉しみ、いざ市内へ。知れば知るほど驚きの連続。桜島から市内へ通勤通学する方もたくさんおられることも知り、反対に市内から桜島へ通勤する方もおられ、桜島フェリーは生活の足なんだなぁと実感。
まっくらなのでお山は見えないけれど「……星が見えないところに山があるんやろね。」と想像を巡らせたのでした。
ホテルに入ったら、あすのことをチョコチョコ調べてお眠りさん。すぐ眠れるってこういうとき威力を発揮します☆☆
きょうのかるかん。指宿駅でみつけた「家庭の手作りっぽいかるかん」を1つ。お豆腐一丁!みたいなサイズでお焦げがありました☆3店舗目。きょうのさつま揚げ。3つ☆4店舗目。かるかんもさつま揚げ同様それぞれ全然ちがーう!!

*1:みんなで調べたら、どう考えても降りる場所も方向も間違っているようでした。無事に辿り着けたのでしょうか。

*2:2時間ほどかかります

*3:私個人は「ない」レベルです。