干支展 未

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干支展 未
場 所:ギャラリーSHIMA
会 期:2014年12月6日(土)〜12月14日(日)
休廊日:8(日)
開廊時間:午前11時〜午後17時(最終日は16時まで)
小品1点の出品になります☆
この企画はチャリティー展示*1となります。
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写真は展示の一部。ボローニャ国際絵本展入選者ゾーン(と勝手に命名)☆ボローニャ国際絵本展とギャラリーSHIMAさんを通じて繋がることのできたゾーン☆嬉しいです。
わたしくの作品は「ちっこい」「ひっそり」です。独占めして楽しんでほしい。イメージは(全然届かないかもだけれども)ピーターラビットの在り方。豆本とまでやゆかないけれど掌サイズの小さな絵本、ピーターラビット。それは一人の小さな読者が一人の世界を思う存分楽しめるように…という原作者であるポターの強い思いがあった*2そうです。
私にとって木版画という技法は「手にとってひとりで楽しむ」というのを謳歌出来る存在だと思っています。いつも制作している大きいサイズのものを否定するわけではなくて。謳歌という言葉にしっくりくる木版画の世界は小さいサイズのイメージがあります。
紙の手触りを楽しんで、裏ッ返したり、しみじみ眺めたり、発見したり。お布団やベットの傍らに置いて、観たいときにいつでも触れる。寝転がっていても、うつ伏せになっても、横を向いても、作品がくしゃくしゃになったって(たとえば折り畳んだとしても!)、ひとりで観たいときに、どこか行きたい場所に気持ちを連れて行ってくれる。その人にずっと(観ていないときですら、心のどこかに)寄り添ってくれる。目を瞑っていたって…横にいてくれる。

*1:売上金の50%が青い鳥福祉基金へ寄付されます。

*2:そのエピソードを読んだ時とても心が揺さぶられたのと同時に、ポターがアッパーミドル階級の家庭で育ったことを強く感じました。