はじめまして

「はじめまして!だけど、全然はじめてじゃない気がしますねぇ」とお会いしたお方。トルコの話と絵の話をたっぷりした一日でした。お互いの作品を見せあったり。
私は彼女が作り出す世界(絵)を観せていただいて、もう好き放題感想を言いまくりました…心の底から、もしかしたら何よりも(栗よりも!)「鑑賞する」ことが大好き*1なので至福の瞬間でした。ジッとみていると作品がお喋りしたがるというか、喋りだすというか……たのしい。
彼女の作品は一見とってもお喋りな絵に見えるのだけれど、お喋りであると同時に「これはなかなか手強いな…」という頑固さというか、ジッと黙っている部分があって……それは私の感性の問題なのかもしれないけれども、その点がとても素敵だと感じたし、その黙っている部分を(作家は)とても大切にしているのではないかな……とも感じました。
お喋りなのにヒッソリしている。
それは作家さん本人からも感じた雰囲気で…発する言葉のひとつひとつに「伝えたい」という気持ちが籠っていて…脱線が多く話しながら混乱して行きつ戻りつしたり「うーん、そうじゃなくて」と自分で自分の言葉を否定しながら発する私の言葉とは世界の捉え方が違う気がする、そういう人と「はじめまして」の瞬間から絵(とトルコ)のことを本音で話せるって、なんて素晴らしいんだろう………絵を続けてきてよかったな。トルコに憧れていてよかったな。と感激したのでした。
また、会いましょうね。きっと。次はトルコか日本か…どこかで。とお別れしたけれど、この頃よく言います「また、お会いしましょうね……どこかで」と。
すばらしい一日だった☆写真はおよばれになった、くるみ餅と…なにか。くるみ餅は餡にくるみが入っているんじゃあなくて、栃餅みたいにお餅にくるみが入っているんです☆ほっぺたが落ちるかと思いました。
そして、その後「私以上に自分の言葉を行ったり来たりしまくっている」友達と急遽会うのであった……つづく(かもしれない)。

*1:栗は鑑賞じゃなくて食べる方が断然好きです☆